青森県 十二湖の日本キャニオン
国道101号線から県道280号線に入り十二湖方面(白神山地)に車を走らせていると最初に辿り着くビュースポットが「日本キャニオン展望所」です。日本キャニオンとは浸食崩壊によって白色の凝灰岩がむき出しになった渓谷のことで昭和28年に命名されました。国道や海上からでも確認できる日本キャニオンはその昔は沖合を航行する舟や旅人達の目印にされたそうですが、いつどのような原因で生成されたのかははっきりと判っていないそうです。
場所については別途「
散策地図」を参照。
アクセス(日本キャニオン展望所)
日本キャニオン展望所(展望台)は十二湖エリアを横断する県道280号線に入って最初に到着する観光スポットです。八景の池から道路を挟んで反対側にトイレと駐車場がありますが、そこが日本キャニオン展望所への入り口となります。展望所へは駐車場から山道を登って行かなければならず、夏場の暑い時期などは展望所に到着する前に汗だくとなってしまうことも。観光のついでに立ち寄るには少々判断が難しいスポットです。
なおアクセスは基本的には一本道で看板も設置されているので道に迷うようなことはありませんが、心配であれば事前に
散策マップで確認しておくとよいでしょう。また日本キャニオン展望所(展望台)がある十二湖全体へのアクセスについては別途「
十二湖のアクセス・行き方」のページを参照。
バス
バスは最寄り駅である十二湖駅から
青池や
森の物産館キョロロがある奥十二湖バス停までの間を運行しています。日本キャニオン展望所最寄りのバス停は「
王池前バス停」となりますが、このバス停から展望所入り口までは5分ほど歩いて戻らなければなりません。
日本キャニオン 展望台(展望所)
展望所から眺めた日本キャニオン。ご覧の通り下は深い谷底になっており、展望台といっても特別に展望デッキなどが設けられているわけではありません。なお日本キャニオンは他にも「
アオーネ白神十二湖」に続くバス通りからも眺める事ができ、別角度からの光景が楽しめます。
日本キャニオンの光景。日本キャニオンは麓の国道101号線を走行していても見ることができ、十二湖付近の山側になにやら白い壁のようなものが見えたらそれが日本キャニオンです。
日本キャニオン展望所へと続く道。所用時間は20分程だが、意外ときつい道のり。展望所の先には「日暮の池」への案内板があるが、先に進むにはそれなりの準備と時間、そして体力が必要となります。
日本キャニオン 駐車場
日本キャニオン展望所の入り口。車数台が駐車可能な駐車場とトイレが整備されています。また道路の反対側には八景の池があり、そちらには自動販売機があります。ここは十二湖散策で最初に訪れる事になる休憩場・観光スポット。