元離宮二条城
二条城は正式名称を「元離宮二条城」といい京都の世界遺産群のなかで寺社仏閣以外では唯一世界遺産にも登録されいるお城です。歴史上「二条城」の名を冠する城は複数登場しますが現存する二条城とは別物で現在の二条城は1603年徳川家康が上洛の際の宿場として造営された城で、明治時代に宮内庁の所管となり、昭和14年には
京都市に下賜され現在に至っています。
二条城は江戸幕府を開いた徳川家康が征夷大将軍の参賀の礼を行い、江戸幕府最後の将軍である徳川慶喜が大政奉還を宣言した所でもあり、徳川家とともに歩み、徳川家盛衰を見届けた城なのです。また「元離宮」の名称は明治時代に離宮(二条離宮)となったことに由来しています。
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公式HP→
京都市HP(元離宮二条城)
二条城の光景

京都の二条城。広大な敷地内には数々の池や庭園が整備され、城というよりは寺院といった感じがする。途中お話をした地元の方は
京都観光は二条城が一番お勧めだと言っていました。
本丸御殿

二条城の本丸御殿。本丸といえば天守を思い出すが二条城には一般的な城塞設備はほとんど見られない。この本丸御殿は案内看板によると明治26年に京都御所にあった桂宮家の御殿を移築したものなのだそうです。
櫓

庭園や御殿が目立つ二条城も敷地の四隅には櫓が建ちおりお城らしい雰囲気を残している。しかし石垣の高さやお濠の幅、深さを見るととても大軍を防ぎきれるような守りではないようにも感じました。
二ノ丸庭園

二条城二ノ丸庭園。二ノ丸御殿の前に広がり池の周囲には大小様々な石が積まれている。なおこの庭園は二条城創建時のものと伝えられているそうです。
拝観料(入城料) 開城時間
入城料 一般800円、中学生・高校生400円、小学生300円
開城時間
午前8時45分〜午後4時(閉城 午後5時)
※ 二の丸御殿観覧時間 午前8時45分〜午後4時10分
休城日 年末年始12月26日〜1月4日、毎年12月・1月・7月・8月の毎週火曜日
※ ただし当該日が休日の場合は、その翌日。
二条城 観光所要時間
実際に訪れてみるとその広さを実感する二条城ですが、桃山文化の影響を色濃く受け継ぐ建物内やそれぞれ趣の異なる3つの庭園などすべてをくまなく歩いても要する時間は1時間ほど。桜や紅葉の時期はさらに時間を要することもあるかもしれませんが一般的な所要時間は1時間前後を見込んでおけばよいでしょう。
二条城 おすすめの時期・観光ベストシーズン
広大な二条城はお城と言うより丁寧に整備された公園というイメージがぴったり。そんな二条城ですから桜や紅葉の時期は見事な光景を見せてくれ、特に春はライトアップも行われ彩りを添えてくれます。
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