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下北半島 旅行記「寒立馬」


 寒立馬は冬の風雪に耐えて力強く生きている馬。放牧は藩政時代から行われ、月日の流れと共に下北の厳しい自然環境に対応できる野性的風貌と生活力を身につけたとされている。この寒立馬は青森県の天然記念物に指定されており、春から秋にかけては尻屋崎周辺の観光道路で見ることができる。また冬場はビジターハウスより東に徒歩で40分ほどいった所にある「アタカ」と呼ばれる越冬放牧地で風雪に真っ正面から立ち向かう力強い姿を見ることができる。なお尻屋崎周辺の観光道路は12月〜3月の期間中は通行止めとなる。
 
寒立馬

下北半島 尻屋崎の寒立馬。尻屋崎一帯に放牧されている。下北半島の厳しい冬に毅然と立つ姿から「寒立馬」という名前が付けられた。寒立馬は尻屋崎一帯で見ることができるが、飼い主がいるれっきとした農耕馬。
下北半島 尻屋崎の寒立馬


放牧場の寒立馬。尻屋崎の駐車場付近の光景。太い脚に大きな体は私達が普段見るサラブレットとは明らかに違う体型。これは1400年代に当地を治めていた南部藩が蒙古や沿海州から輸入した「蒙古馬」の血が流れていることによる。
寒立馬
尻屋崎の寒立馬

下北半島尻屋崎の牧草地に放牧されている寒立馬。人に慣れているので観光客を怖がることが無く、訪れる観光客達を楽しませてくれる。春から秋にかけては尻屋崎一帯に放牧されているが、時には道路に出てきて車の通行を妨げることも・・・。この日は道路の真ん中に大きな糞をしてました。
尻屋崎の寒立馬


尻屋崎に向かう路線バスを睨み付ける寒立馬。下手に刺激してしまったのかこの日は15分ほど寒立馬によって道路が通行不可となってしまいました。この光景を見ていた県外から来た方は「スゴイ光景だ・・・」とつぶやいていました。

バスを睨み付ける寒立馬
津軽海峡と寒立馬

津軽海峡に面した丘陵部で草を食べている寒立馬。周囲には初夏の花が咲き乱れ下北の夏を彩っている。この時期は春に生まれた子馬の姿も見ることができる。

津軽海峡と寒立馬
ビジターハウス

尻屋崎のビジターハウス。放牧場側(尻屋崎側)から見た光景。入り口にはゲートが設けられ馬や車が勝手に出入りできないようになっている。ゲートからこっち側が寒立馬の放牧場となっており、先端部分には尻屋崎灯台がある。
尻屋崎 ビジターハウス
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