竿燈まつり



秋田竿燈まつりの光景 秋田竿燈まつりはその読み方を「かんとうまつり」といい、毎年8月3日〜6日に秋田県秋田市の中心部で行われる夏祭りです。その原型は真夏の病魔や邪気を追い払う事を願う「ねぶり流し」にあるといわれ、秋田では長い十時の竹竿にたくさんの灯火をぶら下げるという独特のスタイルとなりました(一説には青森県のねぶたまつりも原型はねぶり流しにあるとされています)。秋田竿燈まつりのもっとも古い記録は1789年に記された紀行文に記載されています。


秋田竿燈まつり案内図PDF


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竿燈まつりの服装


 竿燈まつりに参加する人達の服装は青い半纏に手ぬぐい鉢巻き、そして草履と皆同に統一されており、「手のひら」や「おでこ」、「肩」などで竿燈を自在に操ります。

秋田竿燈まつりの 服装



竿燈のろうそく


秋田竿燈まつり ろうそく 秋田竿燈まつりの竿燈に用いる提灯には3種類の大きさがあり、一番大きなサイズは64×45p。なお灯籠の明かりは電気ではなくロウソクの火なのでごく希に灯籠が燃えることもあるのだそうです。


竿燈まつりの歴史


 秋田竿燈まつりは前述してあるとおり、元々は「ねぶり流し」と呼ばれる病気や邪気を払うための七夕行事が起源とされています。
 秋田市周辺では室町時代の頃から願い事を書いた短冊を飾り町を練り歩き、最後に川に流す「ねぶり流し」が行われていましたが、江戸時代になりろうそくの普及に伴い籠に言葉を書き込んだ提灯をかざして町を練り歩くようになり、やがて重さ50kg〜30kgもある竿燈をかざす現在のような形になったとされています。
 なお秋田竿燈まつりのもっとも古い信頼できる記録は1789年に記された紀行文となっています。



竿燈まつりの願いと目的


秋田竿燈まつり 願い 目的 秋田竿燈まつりは「五穀豊穣」と「厄除け」を願い行われる伝統行事で、竿燈は稲穂を、提灯は米俵を見立てています。ゆっくりと団扇のように揺れる竿燈は米の実った稲穂を表しており、灯には人々の幸せを願う町紋が描かれています。




駐車場

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