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摩周湖 旅行記


 摩周湖は約7000年前の火山活動によって形成されたカルデラ湖(火山噴火の後、火口が陥没してできた湖)で、火山噴火の前は標高2000m級の火山があったと考えられています。また透明度は日本で1番高い湖で、世界でも第2位を誇る湖です。その湖の美しさは「摩周ブルー」と呼ばれ、訪れる人々を魅了し続けています。近年は昭和初期に持ち込まれた特定外来生物種に指定されているウチダザリガニが繁殖してしまい駆除活動が行われていますが、現在はウチダザリガニを使用した料理や捕まえるイベントなどが開催され、観光振興にも一役買っています。
 
 
朝焼けの摩周湖

摩周湖の朝焼け。第1展望台から見た光景で展望台は湖の西側にある為、朝日が美しく見える。なお画面左に見えるのはカムイシュ島(中島)で、実は比高210mを越える溶岩ドームの先端。
朝焼けの摩周湖
雄阿寒岳

摩周湖の第一展望台から見た雄阿寒岳。雄阿寒岳は摩周湖から50kmほど南西にある山で、麓には阿寒湖が広がっている。摩周湖から阿寒湖までは車で1時間30分ほどかかる。

雄阿寒岳
冬の摩周湖

冬の摩周湖。真冬の摩周湖は麓の川湯温泉郷から摩周湖に通じる道が通行止めとなるので訪れる観光客はほとんど無く、寂しい光景が続く。なお同じ弟子屈町にある屈斜路湖は真冬でも観光客で賑わっている。
冬の摩周湖
失われつつある摩周湖ブルー
 昭和6年の調査で41.6mの透明度を記録し世界一となった摩周湖。その美しさ故マシューブルーとも呼ばれていますが、実はこの透明度、年々悪化傾向にあります。具体的な数字を申し述べると90年代の調査では20m前後、そして直近の数値では20mを切り10m台を記録するようになってしまいました。
 この透明度低下の原因については専門家の方々が調査中ですが、現在までのところ動物性プランクトンを好むヒメマスを放流したことから、動物プランクトンが減り、動物性プランクトンがエサとしていた植物性プランクトンが増えたことによるものではないかといわれています。摩周ブルーの美しさが失われる前にプランクトンを中心とした栄養の収支バランスを見直す。これが摩周湖における喫緊の課題となっているのです。
摩周湖及び周辺のおすすめスポット一覧
摩周湖ってどんなところ? 摩周湖の観光・ホテル 摩周湖とはこんな所です
展望台 摩周湖の霧 摩周湖の光景 神の子池 硫黄山
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900草原 屈斜路湖・摩周湖のバス
 
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