猪苗代湖のキャンプ場

2024年03月29日

　猪苗代湖はマリンスポーツやアウトドアーのさかんな地域でキャンプ場もほぼ全域にわたって整備されています。有料ではあるが設備が整った家族向けのキャンプ場は北部に、設備がシンプルで無料の上級者用のキャンプ場は南部に集中しており、自分や同行者のレベルにあわせてキャンプ場を選ぶ事ができます。

猪苗代湖のキャンプ場一覧

有料のキャンプ場

地図中赤のマーク

びわ沢原森林公園キャンプ場

営業停止中

　磐梯山の裾野にあり猪苗代湖を一望できるキャンプ場です。サイトは草地で周辺には各研修施設やテニスコート、食堂、温泉もあります。サイトが森林公園なのでハイキングや秋の紅葉なども楽しめます。

営業期間　7月中旬～8月下旬
サイト使用料
　オートフリー1台（※サイト区画は無し）　各680円、別途管理料1人360円　　バンガロー4,090～8,200円

蟹沢浜キャンプ場

　野口英世記念館、ガラス館などがある三ツ和地区と遊覧船が出港している長浜地区のちょうど中間点にあるキャンプ場で場所的にキャンプ場を拠点に猪苗代観光なども楽しめます。施設はトイレと水道といった基本的なものしかありませんが、位置的に利便性が良く人気ののキャンプ場となっています。

営業期間　7/20～9/中旬頃
サイト使用料　テント１張り大人500円
駐車場　１台500円

天神浜オートキャンプ場

　遠浅の砂浜が続く天神浜にあるキャンプ場。ジェットスキーや水上バイクのサービスも提供しているので少々騒がしい時もありますがシャワーや女性用パウダールーム（化粧室）のほか、バーベキューハウスまであり、設備は完璧。磐梯山の眺めも素晴らしい。

営業期間　4月上旬～11月頃
サイト使用料　テント１張り小学生以上1,100円
駐車場　１台1,100円
公式ＨＰ→http://www.tenjinhama.com/

小石ヶ浜オートキャンプ場

　猪苗代湖の湖水浴場にあり湖岸にある為、気軽に湖水浴も楽しめるキャンプ場。近くには会津レクリエーション公園やコンビニ、スーパーなどもあります。

営業期間　5月～10月
サイト使用料　1区画3,000円＋管理費300円／人

猪苗代湖モビレージ

　猪苗代湖で一番人気のキャンプ場（個人的な感想です）。冬場も営業しており、磐梯地方のウィンタースポーツの拠点となっている所。広大な敷地内には湖水浴場やカヌー、ボート乗り場があり、ＭＴＢのレンタルや貸し切り風呂まであります。周辺水域は水上スキー禁止となっておりカヌーやボートでキャンプ場の沖合にある無人島へ安心して行くこともでき、家族連れには最高のキャンプ場ですが、上級者には逆に少々物足りなく感じるかもしれません。また料金も少々高めの設定になっています。

営業期間　通年
管理費　大人（中学生以上）800円・小人（4歳～小学生）500円、
サイト使用料
　オート1区画5人まで3000円、キャンピングカー1台5人まで4000円、宿泊施設バンガロー7000円～、コテージ16000円
公式ＨＰ　http://www.inawashiroko-mv.com/

無料のキャンプ場

地図中青のマーク　

背あぶり山キャンプ場

　会津若松のキャンプ場といえばここが有名。会津盆地と猪苗代湖の両方が一望できるビュースポット。サイトはなだらかな傾斜地となっています。なおキャンプ場は完全予約制ですが使用料は無料となっています。

営業期間　5月～11月頃
サイト使用料：無料。しかもテントや毛布の貸出も無料。（バーベキューコンロは500円）
備考　無料だけあって設備はシンプル。なお使用には事前予約が必要。TEL　0242-28-0062

舟津浜キャンプ場

　猪苗代湖の南岸にある湖水浴場で猪苗代湖の対岸には会津磐梯山が見える隠れたビュースポット。サイト内への車の乗り入れは禁止されているので利用の際には注意してもらいたい。

営業期間　5月～10月
サイト使用料　無料

秋山浜キャンプ場

　猪苗代湖南岸の少々奥まった所にあるキャンプ場。無料であるが故か設備はシンプルで普段は閑散としていますが、夏の休日などはジェットスキーや水上バイクの利用者で大混雑する時もあります。設備は最低限のものしか整備されいませんがロケーションは最高のキャンプ場です。

営業期間　通年
サイト使用料　無料

猪苗代湖の無料キャンプ場について

　アウトドアースポーツがさかんな猪苗代湖でのキャンプで意外と困るのが無料のキャンプ場を中心とした利用者達のマナーの悪さ。特にジェットスキーや水上バイクを楽しみに来た人達は乗り入れ禁止区域に車を入れたり、夜中にバイクのエンジンをかけて大騒ぎしたりと一般の家族連れのキャンパー達にとっては非常に迷惑な行動をする時がある。もっともこれらの迷惑な人達はジェットスキーや水上バイクを楽しむ人達の中でもごく一部の人だと思うのだが、一緒にキャンプすることになるとせっかくの楽しいキャンプの思い出も台無しになってしまいます。
　このような嫌な思いをするのが嫌だという人は、有料でも管理人が常駐するキャンプ場を選べばよいでしょう。