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宮沢賢治記念館


 岩手が生んだ童謡作家宮沢賢治の記念館。周辺には花巻新渡戸記念館、宮沢賢治童話村「賢治の学校」、花巻市博物館、宮沢賢治イーハトーブ館等見所が集中しており、山深い森の中にありながら一大観光拠点となっている。

・入館料:大人350円、大学生・高校生250円、小中学生150円
・営業時間:8:30〜17:00(入館は16:30まで)
・休館日:12月28日〜1月1日
・駐車場:無料駐車場あり
・所在地岩手県花巻市矢沢1-1-36
宮沢賢治記念館

岩手県花巻市郊外にある宮沢賢治記念館。宮沢賢治の資料や写真を展示している記念館。見ていると宮沢賢治の造詣の広さと深さに驚かせられる。なお敷地内にはお土産店もある。
宮沢賢治記念館


宮沢賢治記念館の光景。内部は撮影禁止になっているが、見学すると童謡作家としてしか見ていなかった宮沢賢治とは別の一面を見ることができる。

宮沢賢治記念館
館内の光景

宮沢賢治記念館内の光景。宮沢賢治は鉱物や昆虫、農業、宇宙、仏教と広い分野での知識を有しており、記念館ではそれらを丁寧に説明展示している。展示している分野が多岐にわたるのでなんの記念館なのか分からなくなるときもあるほど。
宮沢賢治記念館館内の光景
山猫軒

宮沢賢治記念館の駐車場。正面の建物は注文の多い料理屋さん「山猫軒」と書かれているレストハウスだが、お土産品も販売していた。ちなみに「山猫軒」は小説「注文の多い料理屋さん」に出てくるレストランで、狩りの最中森に迷い込んだ紳士が山猫に食べられそうになる所。
宮沢賢治記念館 山猫軒
イーハトーブ館

イーハトーブ館は宮沢賢治記念館から南に下った所にある宮沢賢治の資料館のような所で宮沢賢治の愛好者・研究者の集まりである「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」という団体の本拠があるところ。ちなみにイーハトーブとは宮沢賢治が掲げた理想郷のこと。
宮沢賢治 イーハトーブ館
宮沢賢治童話村

宮沢賢治童話村は宮沢賢治記念館からは道路を挟んで反対側にある賢治作品のテーマごとにエリアが別れたテーマパーク。 館内には賢治がイメージしたと思われる幻想的な光景が広がりっている。

宮沢賢治童話村
賢治作品と遠野物語
 宮沢賢治の童話は完全なる彼の独創作品だが、物語に登場するキャラクターは遠野物語のそれと類似している点が多い。山男や雪女が最たるものだが、賢治作品によく登場する山猫は日本には生息していない動物であり、遠野物語に数多く登場するオオカミと重ねあわせる人も多い。宮沢賢治が生まれた花巻市は遠野市の隣にあり、賢治が子供の頃聞かされた遠野の言い伝えが少なからず賢治作品に影響を与えているのではないかと推測する研究者も多いそうです。なお賢治作品と遠野物語はストーリー上の類似点は皆無でむしろ真逆のキャラとして描かれている点も多く(山男は遠野物語では怖く、恐ろしい山の神として描かれる事が多く、賢治作品では少々間の抜けた神様として描かれている)読み比べてみると新しい発見があるかもしれません。
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