榛名神社の観光・宿



 榛名神社は榛名山信仰の中心として今から約1400ほど前の用明天皇(聖徳太子の父にあたる人物。正確な生年・享年は不明)の頃に創建されたと伝わる古社で、古くから修行者達が修行する霊場として栄えてきました。
 榛名山は赤城山、妙義山とともに上毛三山のひとつに数えられ、その均整のとれた美しい姿から榛名富士と呼ばれています。その榛名山の麓の荘厳な雰囲気に包まれた森の中に鎮座している榛名神社は関東でも屈指のパワースポットとして知られています。

 榛名神社は元々は榛名山そのものを祀る修験道の地でしたが、仏教が伝来し神仏習合が広まった影響で江戸時代は榛名山厳殿寺(がんでんじ)と呼ばれるお寺だった時代もありました。しかし慶応4(1868)年に神仏分離令が出されると仏教色が排除され、現在の榛名神社となりました。

 私たちが参拝すると、本社後方に「御姿岩」と呼ばれる岩山の上に乗った大きな岩が見えてきますが、この御姿岩の中に、御祭神が祀られており現在の主祭神は 火の神様である火産霊神と土の神様である埴山姫神である。この他水分神、高淤加美神、闇淤加美神、大山祇神、大物主神、木花開耶姫神を合わせ祀っています。

榛名神社



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榛名神社公式HPhttp://www.haruna.or.jp/


時間


 榛名神社における拝観時間は7〜18時(11〜3月は 17時まで)となっており、御朱印やお守りを授与する札所の時間は8時30分〜17時となっています。



参拝に要する所要時間

 榛名神社の本社は大鳥居から約15〜20分ほど歩いた所に鎮座しています。参拝だけの往復でしたら往復40分ほどで済みますが、実際には境内の荘厳な光景や自然を楽しんだり、眺めたりしながら歩いて行きますので大体1時間強の所要時間となります。



紅葉


 榛名山の麓に鎮座する榛名神社。豊かな自然に包まれた境内は新緑、紅葉の見事なところで、特に紅葉シーズンにとなると多くの方が紅葉を楽しみに訪れます。榛名神社における例年の紅葉の見ごろは10月下旬〜11月中旬となっており、近隣の榛名湖・榛名山の紅葉の見頃が10月中旬〜11月上旬となっていることから、その年の気候により紅葉の時期は前後しますが、上手くタイミングが合えば両方の紅葉を楽しむこともできます。



榛名神社の冬


 榛名神社では冬も参拝が可能で、気温の低い日が続くと道中の滝(瓶子の滝(みすずのたき))が凍っていたりするなど、より荘厳な光景を見ることができます。この為、冬に訪れる方も意外と多くみられるのですが、冬でも参拝可能とはいえ、榛名山の裾野に鎮座する榛名神社。平野部よりも当然の事ながら気温は低く境内は雪が残っていたり、一度融けた雪が再び凍結しているような状況となっていることも。
 また道中の道路ですが、冬タイヤは必須となります。油断は禁物ですが冬タイヤを装着していれば急ブレーキ、急ハンドル等に気を付けてスピードを控えめに運転すれば雪道に慣れてない方でも大丈夫だと思います。ただし榛名神社から先、榛名湖方面にかけては(例えば伊香保温泉方面から車で訪れる場合)坂道でカーブがきつい箇所も多々あるのでより一層の注意が必要ですし、気象状況によっては多少回り道になってもルートを変更した方が無難です。



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