東京スカイツリーのライトアップ
東京スカイツリーでは日没から23時までLED照明によるライトアップ(ライティング)が行われ下町の夜を彩ります。このライトアップは下町の美意識をイメージした江戸紫の「雅」と眼下を流れる隅田川をイメージした淡いブルーの「粋」の2パターンが1日交代で行われ、イベント開催時やキャンペーン期間中は随時テーマにあった色でライトアップが行われています。
ライトアップの点灯 時間帯
ライトアップの時間帯は上述してあるとおり「日没から23時まで」となっています。
では点灯時間である東京における日没時間帯は何時でしょうか?以下に紹介します。なお日没とは太陽が完全に水平線に沈んだ状態を指し、太陽の入射角度の関係から夏至の前後は日没後もしばらく薄暗い時間帯が続き(いわゆる黄昏時)、冬至の前後は日没後すぐに暗くなります。
日没の点灯 時間帯
春分の日(春先に訪れる昼と夜の時間がほぼ等しくなる日)
毎年3月20日前後 17時54分
夏至(昼の時間帯が一番長くなる日)
毎年6月21日前後 19時
秋分の日(秋口に訪れる昼と夜の時間がほぼ等しくなる日)
毎年9月23日前後 17時37分
冬至(夜の時間帯が一番長くなる日)
毎年12月21日前後 16時30分
※最近は便利になってスマートフォンで「日没」と検索すると現在自分がいる場所の日没の時間帯が表示されます。
ライトアップの種類
東京スカイツリーのライトアップには上述してある基本の2パターンの他にいくつかの種類があります。筆者は基本のライトアップしか見たことがないのですが、バレンタインやクリスマス、ハロウィン、そしてオリンピックの記念ライトアップ等、それこそ数え切れないほどあるので、
公式HPからライトアップスケジュールチェックしてみて下さい。
雅(江戸紫)
江戸紫(えどむらさき)とは、江戸で染められた紫の意で、青みをおびた紫のことです。スカイツリーの「雅」は江戸の文化を象徴する下町文化。この下町を現代風にイメージしたものとされています。
粋(淡いブルー)
粋はスカイツリーの眼下を流れる「隅田川」をイメージしたものでライトアップの色は淡い緑色となっています。ちなみに写真でスカイツリーの前を流れているのが「隅田川」で、上項「雅」でスカイツリーのライトアップが映り込んでいるのは北十間川(きたじっけんがわ)。川に架かる「十間橋」から見た光景です。