高千穂 なぜ有名なの?





高千穂 観光 高千穂は天孫降臨天の岩戸伝説といった宮崎神話が伝わる美しい自然に囲まれた癒やしの地です。
 古事記・日本書紀に記された「天孫降臨」の舞台がこの一帯といわれ、東西南北10kmほどのエリアに日本神話に登場する名所や神々を祀る神社がいくつも存在するので「神話の里」ともいわれています。
 また豊かな自然も数多く残り、その美しさ神秘的な光景から近年はスピリチュアルスポット、パワースポットとしても知られるようになりました。


※本ページに記載されている情報については変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。


公式HP高千穂町観光協会


目 次

高千穂峡
 ボート
 高千穂峡遊歩道
 真名井の滝
高千穂峡のベストシーズン 
高千穂の観光モデルコース
 半日コース
高千穂の観光スポット 
 国見ヶ丘
 高千穂鉄道
高千穂周辺の宿


スピリチュアルスポット 高千穂峡


 高千穂峡は約9万年前及び約12万年前に五ヶ瀬川に流れ出た阿蘇山の火砕流が急激に冷えて形成された堆積物(溶結凝灰岩)が長い年月をかけて浸食されてできた高さ50〜100m、東西7kmに渡って続く渓谷です。
 高千穂峡にそびえる象徴的な岩肌は「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」と呼ばれ、前述してあるとおり火砕流が急速に冷えて固まって形成される多角柱で柱状節理が続く渓谷は国の名勝・天然記念物に指定されています。
 周囲を豊かな緑に囲まれいくつかの滝が流れ込む高千穂峡はマイナスイオン豊富なスピリチュアルスポットとして知られ、まさに神話の里 高千穂を象徴するスポットとなっています。
 高千穂峡には峡谷沿いに約1kmの遊歩道が整備されているほか、手こぎのレンタルボートで五ヶ瀬川を散策することもできますので、時間が許すのであれば両方体験し景色を楽しんでもらいたいです。なお一般的に散策は渓谷に太陽の光が差し込む午前中がおすすめといわれています。



高千穂峡 ボート

スピリチュアル 高千穂峡 ボート  スピリチュアルスポットとして知られている高千穂峡。その高千穂峡でも一番のスピリチュアルスポットとされるのが、落差17mの真名井の滝です。高千穂峡では手こぎのボートを貸し出しており、五ヶ瀬川は流れが緩やかなので真名井の滝の水しぶきがかかるほどの直近まで近づくことができます(ボート乗り場から真名井の滝まではボートで約5分ほど)。
 この高千穂峡のボートは以前テレビで紹介されてから爆発的に人気が高まり、近年土日祝日などは待ち時間の行列ができるのは当たり前でお盆などの繁忙期は4時間以上待たされることもあります。
 この為、高千穂峡のボートを計画されている場合は事前にインターネット予約をしておくことをおすすめします。また大雨の増水時には貸出し休止になっている場合もあるので、確認の意味も込めて事前予約をお勧めします。



高千穂峡貸しボート

 高千穂観光協会 0982-73-1213 駐車場あり
 インターネット予約と当日受付があります。



高千穂峡遊歩道

 高千穂峡の御塩井駐車場から高千穂大橋付近まで続く約1kmの遊歩道。真名井の滝、おのころ池、鬼八の力石などの見どころやビュースポットが点在するスピリチュアルコース。



真名井の滝

高千穂 真名井の滝  天孫降臨の際に地上に良い水が無かった為、天村雲命が高天原から水種を移したと伝わる天真名井の湧水を水源としている滝。天真名井の湧水は地上で最初に水が湧き出た場所とされ高千穂では御神水として信仰されています。


高千穂峡のベストシーズンは?


 高千穂峡では春から初夏にかけては山桜、シャクナゲ、藤が、秋には華やかな紅葉が楽しめ運が良ければ冬は雪化粧の神秘的な光景を見ることができます。このように四季折々の光景を見せてくれる高千穂峡ですが、ベストシーズンはなんと言っても新緑の眩しい初夏の頃。山間部に位置するので夏でも比較的涼しく過ごす事ができます。また夏休みの時期になるとライトアップが行われるのでこの時期に訪れるのも一案です。
 この他高千穂峡を含めた高千穂地方全体では11月の夜神楽の時期もおすすめです。高千穂の夜神楽は天照大神の岩戸隠れの際に、天宇受賣命が岩戸の前で踊った舞が起源とされています。秋の収穫を感謝する時期に行われ、「天照大神の岩戸隠れ」の神話劇を今に語り継いでいます。
 日本における伝統芸能の祖ともいえる神楽は全国に1000以上あるといわれていますが、その中でも高千穂の夜神楽は国の重要無形民俗文化財に指定されている数少ない神楽です。
 また日本の神話の中に登場する神々の面をつけた舞手による「高千穂神楽」は、季節によらず毎晩20時より行われており有料で見学できます。



高千穂の観光モデルコース


 高千穂地方の観光エリアは大きく分けて観光の拠点となる「高千穂バスセンター周辺」、高千穂観光の王道スポット「高千穂神社周辺」、神秘的でスピリチュアルな雰囲気の漂う「天岩戸神社周辺」の3つに分ける事ができます。
 高千穂観光の拠点となるのが高千穂バスセンター周辺で買い物やお食事もこの近辺がおすすめです。高千穂バスセンターと変則の交差点を挟んで反対側にある「まちなか案内所」では観光案内の他に観光ツアーの手配や手荷物の預かり、レンタサイクルのサービスなども行っています。
 あくまでも個人的な意見ですがレンタサイクルは電動なので、高千穂神社周辺の観光はレンタサイクルでほとんど回る事ができると思いますが(注:地図上は距離が短く移動も楽に見えますがアップダウンの激しい区間もあるので注意してください)、天安河原や天岩戸神社方面は距離があるうえに坂道が続くので、基本的に移動は車もしくはタクシーの利用をおすすめします。
 なお宮交タクシーでは主要なスポットをタクシーで巡るサービスも提供しています。コースも時間毎にいくつかあるのでご利用を検討されている場合は観光協会や宮交タクシー高千穂営業所 TEL0982-72-2121に相談・確認してみてください。



半日 観光

 高千穂は移動する足にもよりますが半日もあればほとんどの主要スポットを回ることができます。以下に高千穂観光の半日モデルコースをご紹介してみましたので参考にしてみてください(移動は車を想定しています)。


 高千穂峡60分→車5分→高千穂神社30分→車数分→道の駅高千穂→車数分→天真名神社・荒立神社→車10分→天岩戸神社30分→徒歩10分→天安河原30分 







高千穂の観光スポット


 ここまで高千穂の主な観光スポットをご紹介してきましたが、高千穂には他にもおすすめのスポットがいくつかあるので本項でご紹介します。


国見ヶ丘

 「国見ヶ丘」は、標高513mにある眺望スポットです。神話の時代、神武天皇の孫である建盤竜命(たていわたつのみこと)が、この地から九州の国見をしたと伝えられています。
 展望所からは高千穂の里が広がり、それを囲うように阿蘇山や祖母連山が連なっており、世界的に有名なガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で2011年に1つ星を獲得しています。
 特に秋から冬にかけては雲海のシーズンで早朝の日の出直前が一番のチャンスとされ、条件があえば素晴らしい景色を見ることができます。



高千穂 鉄道

  高千穂鉄道は、延岡-高千穂峡間で運行していた私鉄ですが、2005年に台風の被害を受け全線で運休停止となり、その後関係自治体の間で復旧に向けて話し合いが行われましたが、復旧には多額の費用が必要で採算も取るのが難しいと判断され2008年に廃止となってしまいました。
 その後、旧高千穂鉄道の線路を活用した観光用スーパーカート(30人乗りで時速25km)を運行する高千穂あまてらす鉄道として再生されました。法律上の位置づけは鉄道ではなく遊具となっているそうですが、日本一高い鉄道橋として知られる高千穂橋梁(全長353m)や高千穂鉄橋の最高地点からの眺めは、観光客にも人気のアトラクションとなっています。



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