観瀾亭
観瀾亭は伊達家歴代の藩主が納涼や月見の場として利用した県の重要文化財で、亭内では松島湾の光景を眺めながらお茶を楽しむことができます(300円)。また隣接する博物館では伊達藩ゆかりの茶器や武具が展示され、伊達政宗公直筆の手紙等が展示されています。なお書き方は「観
瀾亭」が正解で「観
覧亭」は間違い。
入館料
大人200円、高・大学生150円、小・中学生100円
開館時間
4月〜10月 8:30〜17:00 11月〜3月 8:30〜16:30
休館日
年中無休
地図で所在地を確認する
宮城県宮城郡松島町松島字町内56
観瀾亭
観瀾亭は
伊達政宗が豊臣秀吉から拝領した伏見桃山城の一棟で、江戸藩邸にあったものを二代藩主忠宗が松島に移したとされています。歴史的に貴重な建物で建物内の撮影は禁止されています。
亭内の光景
観瀾亭内の光景。御座の間と呼ばれる藩主をはじめとした賓客を迎える間の光景で、襖や障子腰板などに金箔が張られた部屋からは
松島湾を一望できます。
観瀾亭から眺めた松島
松島湾から眺めた観瀾亭。観瀾亭は小高い丘の上に築かれその昔は月見亭とも呼ばれた伊達藩歴代の殿様達が月見を楽しんだといわれる場所。湾上から見るとすぐに目に付きますが陸地側から見ると奥まった場所にあり少々わかりにくく通り過ぎてしまうこともあります。
観瀾亭からの眺め。正面の
遊覧船乗り場の奥に見えるのが
福浦島と島に架かる朱色の橋で左手に半分だけ見えているのが五大堂。当たり前の事ですが伊達の殿様が月見を楽しんだ時代には遊覧船の桟橋や福浦島に架かる朱色の橋もありませんでした。