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首里城 旅行記「首里城祭」


 首里城祭は沖縄の暑さも一段落する10月末から11月初旬にかけて、かつての琉球王国の首都であった首里の地及び那覇市の国際通り等を中心に行われる時代絵巻祭です。
 かつては独立国として栄えた琉球王国の文化や伝統を現在に伝える催しで、沖縄県民が琉球王国をどれだけ愛し親しんでいるかがうかがえる祭りとなっています。

問合わせ先:首里振興会 TEL098-886-5547
 
首里城の旅
琉球王朝絵巻行列

沖縄随一の繁華街。国際通りで披露される「琉球王朝絵巻行列」。国王、王妃、中国からの使者である冊封使などが再現された時代行列で案内によると700人近くの大行列となっている。
琉球王朝絵巻行列
王朝衣装

琉球王朝の衣装に身を包み街を練り歩く人々。なお首里城公園下之御庭で披露された「琉球舞踊」を舞っていた人達もこれと同様の衣装を着ていた。

琉球王朝の衣装
舞踊

首里城祭開催中に披露される舞踊。巨大な龍の舞いは神戸の南京町や横浜の中華街の祭りで披露されるものによく似ている。また他にも日本の獅子舞によく似たものも披露されていた。
首里城祭 舞踊
王族

琉球王国の王族の衣装を着た人達、服装、髪型は当時の様子が忠実に再現されている。このようにして見ると日本よりは中国の文化を色濃く受けているように感じる。

琉球王国の王族
万国津梁の灯火

首里城祭の開催時は万国津梁の灯火と呼ばれるキャンドルが首里城内に灯され普段とは違った光景を見せてくれる。ちなみに「万国津梁」とは「世界の架け橋」という意味で。中継貿易で栄えた琉球王国を象徴する言葉となっている。
ライトアップされた夜の首里城 守礼門


首里城内園に灯された数多くのキャンドル。このキャンドルの道は首里城の大手門である守礼門まで続いていた。なおこれらの灯火には子供の字で願い事が記してあるのもあった。
首里城 万国津梁の灯火
 写真提供 沖縄観光コンベンションビューロー及びField Work
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