伊勢・志摩ってどんなところ?
志摩は英虞湾(あごわん)をぐるっと囲んだ半島部分を指すエリアで。地図で見てみるとちょうど遠州灘と熊野灘、そして伊勢湾の境目に突き出ている部分をいいます。地理的に
伊勢神宮がある伊勢地方の奥にある為、伊勢観光と一緒に志摩エリアを訪れる方が多いそうです。また地形的には志摩エリアの中核をなす英虞湾は三方がリアス式の海岸となっており、その複雑で入り組んだ地形は訪れる人の目と心を奪い、アワビや伊勢エビ、牡蠣といった豊かな海の幸を育んでいるのです。
また宿については 英虞湾周辺、賢島を中心にリゾートホテルや老舗旅館が数多く建ち並んでいます。またすぐお隣の的矢地区もブランド食材の宝庫だけあってワンランク上の高級ホテルやリゾートホテルが多く見られます。
ブランド食材の宝庫です
ブランド食材とはその土地の食材を高級ブランド化したもので、志摩地方は「伊勢エビ」「的矢かき」「あのりふぐ」といった誰でも一度は聞いたことのある有名ブランド食材の宝庫なのです。
伊勢エビ

その名が示すとおり志摩エリアは伊勢エビ全国屈指の水揚げ高を誇るまさに伊勢エビ王国。特に志摩半島南部に位置する浜島地区は街の至る所に伊勢エビのモニュメントがあり、国道沿いには「伊勢エビ大王」の像も立っています。旬は10月〜3月。
的矢かき

的矢漁港で水揚げされる大粒でクリーミーなかき。地元で新鮮な的矢かきを生、焼き、蒸し、フライ、鍋と様々な料理方法で食べるのが一番。旬は10月〜3月。
あのりふぐ

あのりふぐとは地元の安乗漁協(あのりぎょこう)で生きたまま水揚げされる天然トラフグのこと。水揚げ後、3日ほど寝かせると味が熟成され旨味も増すといわれています。地元の旅館であらゆる部位を使ったフルコースを戴くのが一番の大満足コース。旬は10月〜2月
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志摩の自然

志摩の自然に代表される地形が「リアス式海岸」。これは複雑に入り組んだ沈降海岸のことで日本では志摩の他に
三陸海岸、若狭湾(北陸)、宇和島(四国)などが有名です。地形が複雑なため波風が穏やかで海の生物が生活しやすいうえに志摩の場合はミネラル豊富な川の水が流れ込み、暖流と寒流がぶつかり合う場所でもあることから全国でも最高級のブランド食材を育んでいるのです。
志摩 おすすめの時期・観光ベストシーズン
志摩地方がもっともにぎわいをみせるのが初夏から晩夏にかけてのいわゆるリゾートシーズンと呼ばれる季節。この時期は志摩の自然でマリンスポーツやレジャーを楽しみに訪れる人たちで大いに賑わいます。その一方でブランド食材で有名な志摩地方。これらの食材の味覚がもっとも増すのが冬。特にあのりふぐや的矢かきを目当てに訪れるなら冬がおすすめです。
志摩のグルメ・祭り・イベント
グルメ・美味いもの
てこね寿司
元は漁師が船の上で獲れたてのカツオの刺身とご飯を手でこねて食べたのが始まり。今は鯛など旬の魚を使用している。
伊勢えび
誰もが知ってるエビの王様。西日本全域に生息するが、三重県の伊勢湾は伊勢エビの一大漁場。
牡蠣
三重県の伊勢志摩地方は牡蠣の産地で旬は冬場。伊勢湾を眺めるとたくさんの養殖筏が確認できる。
祭り・イベント
伊勢神宮奉納花火大会
毎年7月中旬の連休に開催される伊勢市の宮下川で行われる花火大会。日本三大花火大会のひとつに数えられている。
神嘗奉祝祭
毎年10月15日、16日に伊勢神宮で行われる五穀豊穣感謝する神嘗祭にあわせて商店街で日本全国の祭り行列が開催される。
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