厳美渓 旅行記 「桜(貞山桜)」



 厳美渓では磐井川の左岸に400年前伊達政宗公が植えたとされる桜並木が約200本、2kmにわたって続いています。これが有名な「貞山桜」で一番の撮影スポットは厳美渓左岸沿いを走る県道ですが、対岸の遊歩道からの眺めも格別です。なお厳美渓から車で30分ほどの所には同じく桜の名所である平泉町中尊寺毛越寺があり、これら平泉町の桜に比べると厳美渓の桜が満開となる時期は若干遅いのですが、2、3日ほどの差なので問題なく両方同時に桜が楽しむことができます。

・桜開花時期:4月下旬

※「貞山」とは伊達政宗の法名のことで、貞山運河をはじめとして伊達政宗が関わった建造物や施設によく用いられています。


貞山桜


厳美渓 貞山桜 天工橋付近の桜。厳美渓の桜は貞山桜と呼ばれ、その昔厳美渓が気に入って茶室まで建てた伊達政宗公が植えた桜と言われています。そしてこの貞山桜は400年近く経った今でも見事な花を咲かせてくれるのです。


天工橋から見た貞山桜 こちらは天工橋から眺めた貞山桜。県道沿いに桜並木が続いている。桜と渓流の碧が織りなす光景はこの時期ならではのもの。


桜並木


厳美渓の桜 厳美渓の桜並木。厳美渓は桜の名所で伊達政宗公が植えた貞山桜を初めとして至るところで桜が見られます。特に磐井川の左岸側の川沿いには約2kmに渡って桜が植えられており見事な光景となっています。

休憩所周辺の桜


厳美渓 休憩所付近の桜 厳美渓の休憩所の光景。厳美渓の両岸にはお土産店やお茶屋さんがあり休憩しながら花見を楽しむことができますが、特にレストハウスから磐井川までは平らな岩場が続き厳美渓一の休憩所となっています。この休憩所からの眺めは一番厳美渓の渓流美を楽しめる場所と言われ、また郭公団子を受け取る所でもあります。