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舟下り |
猊鼻渓の見どころ 歩き方猊鼻渓は一関市の砂鉄川上流にある渓谷です。周囲は比較的開けた町になっていますが、駐車場に車を駐め、レストハウスが建ち並ぶ通りを歩いて行くとやがて光景は一変します。げいび舟乗り場の受付をすませ舟発着場にでるとそこはもう別世界です。げいび舟に乗り川を遡って行くと景色はさらに幻想的になり中国の桃源郷と称される光景となります。猊鼻渓の魅力のひとつとしてこのような渓谷美があげられると思いますが、実は船頭さんの口上も楽しみのひとつです。内容はすぐにネタがばれる下手な漫才にも似てますが素人の船頭さんの口から発せられると不思議と面白く感じます。船頭さんの説明に耳を傾けながら渓谷美を楽しむ。これが猊鼻渓川下りの王道だと思います。 なお同じ一関市には猊鼻渓とは別に厳美渓という景勝地があり厳美渓 猊鼻渓と互いによく間違えられます。ちなみに厳美渓では舟下りはできません。厳美渓と猊鼻渓の違いについては別途参照。 |
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猊鼻渓へのアクセス・駐車場情報・観光に要する時間 ・猊鼻渓へのアクセス・行き方 猊鼻渓は岩手県の一関市東山町の山間部にある渓谷。一関市と気仙沼市を結ぶ国道284号線を走っていると案内看板が表示されている。案内看板は丁寧に至る所に設置されているのだが、山間部にある為ひとつ看板を見落とすと道に迷ってしまうこともある。一関方面からの道のりは一本道で分かりやすいが、気仙沼方面から来る場合は曲がり道も多く苦労するかもしれない。 ・交通 JR大船渡線・猊鼻渓駅から徒歩で約5分 東北自動車道一関ICより車で約35分 東北自動車道水沢ICより車で約45分 JR一ノ関駅からバスで約40分 厳美渓から車で30分 ※猊鼻渓までのバスの詳細は別途「平泉、一関市のバス」を参照照。 ・観光に要する時間 舟下りは往復で90分。この他舟下りの待ち時間やレストハウスでの食事の時間を考慮しても2時間30分もあれば十分。 なお猊鼻渓から車で10分ほど行った所に日本最古の鍾乳洞として有名な幽玄洞があるので、時間に余裕があるときとは立ち寄ってみてもらいたい。 ※猊鼻渓を組み込んだ岩手県の観光モデルコースは別途「いわて花巻空港」「仙台空港」及び「一ノ関駅」「盛岡駅」の各ページを参照 ・駐車場:有り。別途「猊鼻渓の駐車場」を参照。 平泉黄金文化を支えた猊鼻渓?? 猊鼻渓が属する北上山地は岩手県中央を南北に貫く山脈ですが、その起源は3億5千万年前にまでさかのぼります。その証拠として古生代の生物の化石が多数発見されていることや、産出量は減りましたが砂金が採れる事などが挙げられます。 3億5千年前は恐竜が誕生するはるか以前。原始の魚や陸上に昆虫が出現しだした頃です。この頃浅い海の底だった所が隆起して現在の北上山地となったわけです。この為本来地底深くに眠っているはずの金鉱脈も地表に露出し、それが砂金となり平泉黄金文化の形成に一役かっていたというわけです。 現在は行われていませんが猊鼻渓のある砂鉄川では今でも少量ながら砂金が採れることがあるそうです。
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猊鼻渓の観光ベストシーズン 猊鼻渓では春夏秋冬いつ訪れても舟下りが楽しめるように工夫されており、冬場の寒い時期でも木流し鍋(豚・鳥のほかにウサギの肉が入った鍋。地元の木こりが食べていたと伝えられている。注:木流し鍋は要予約)を楽しみながら舟下りが楽しめるこたつ舟が運行している。 春の新緑や藤の花、秋の紅葉、冬の雪化粧と四季折々の光景が楽しめるが、船頭さんの話では一番大変な時期は、午後になると太陽の日差しを避ける所が無くなる真夏の猛暑の時期とのことだった。 |
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このホームページ「日本の観光地・宿」について 「猊鼻渓の観光・宿・見所」は制作者達が実際に訪れた観光地・温泉の写真や感想の他に、その地方の観光団体等から提供された写真・資料を基に作成しています。 |
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