東寺の桜



 東寺境内には数多くの桜が植えられ、桜が見頃をむかえる頃には多くの花見客で賑わいます。境内の桜は早咲きの河津桜から染井吉野、そして遅咲きの枝垂れ桜と約200本の桜の木が植えられ長い期間桜を楽しむことができます。京都駅から歩いて行ける手軽さも手伝ってか桜の時期は観光客のみならず仕事帰りのOLやサラリーマンの方々の姿もよく見かける人気の花見スポットです。


不二桜


東寺 不二桜 東寺の桜といえばまず名前のあがるのが「不二桜」です。国内最大級の大きさを誇る枝垂れ桜で五重塔からは瓢箪池を挟んで反対側にあり、五重塔と共に写っている光景はよく知られています。なおこの不二桜は平成18年に三重県から移植されたもので東寺における歴史そのものは浅く、名前は東寺を真言密教の根本中堂とし教えを広めた弘法大師空海の「不二の教え(自分にとって良いとき悪いときを区別せず今を最も大切にするという教え)」からきています。

昼間の光景


東寺の桜  東寺の桜と言えばライトアップされた夜桜が有名ですが、当然の事ながら昼間も花見を楽しむことができます。昼間は幻想的な夜の光景とは異なり雅な京の雰囲気を存分に感じることができます。