奈良公園のライトアップ
奈良公園では通年をとおしてライトアップが行われ、昼間とは違った幻想的な雰囲気を醸しだしていますが、これとは別に夏の期間、奈良公園内の他、平城宮跡や薬師寺等をライトアップするイベント「ライトアッププロムナード・なら」も催されています。このライトアッププロムナードならはもともとシーズンオフ期にあたる夏場対策として実施したのものでしたが今ではすっかり定着し夏の奈良の風物詩となっています。
ライトアップ(通常時)
ライトアップ期間 通年(ただし東大寺は夏期のみ)
ライトアップ時間 19:00〜22:00(9月は18:00から)
ライトアッププロムナードなら
ライトアップ期間 7月中旬〜9月下旬
ライトアップ時間 7,8月19:00〜22:00、 9月 18:00〜22:00
ライトアップの光景
浮見堂と鷺池。地元の方は浮見堂は鷺池に映って見えるいわゆる「鏡写し」の光景が一番キレイだとお話してくれました。なお左側に見える橋は蓬莱橋で、写真は普段のライトアップ時の光景ですがライトアッププロムナード時は蓬莱橋にも灯りが灯されるそうです。
ライトアップされた浮見堂。浮見堂は池に浮かぶ休憩所でその位置も周囲の光景を考慮して建てられている為か、お堂からの眺めは格別であるといわれています。
写真提供:奈良市観光協会
浮見堂
浮見堂は奈良公園南側の浅茅ケ原園地にある鷺池に浮かぶ六角形のお堂でライトアップされた光景は奈良公園を代表する光景のひとつとなっています。なお鷺池ではボートに乗ることも可能です。
こちらは浮見堂昼間の光景。浮見堂は大正5年に建てられた休憩施設で鷺池の中島から伸びる桟橋の先に立つ六角堂です。花見や紅葉の絶好スポットとなっていますが近年は鷺池の水質悪化が問題となっているのだそうです。
五重塔
こちらはライトアップされた
興福寺の五重塔。奈良公園のライトアップといえば浮見堂周辺の光景が有名ですが、このほかにも公園内の仏教施設等でもライトアップが行われ、それぞれ建物の雰囲気にあった照明でライトアップされています。