大阪城 観光案内 「金の鯱」



  金の鯱といえば名古屋城の鯱が有名ですが、日本で初めて金の鯱を天守閣に乗せたのは豊臣秀吉で大阪城が最初ともいわれています(織田信長の安土城という説もある)。豊臣秀吉時代の大阪城は黒壁だったいわれていますので、ちょうど現在の最上階部分の黒壁と金の鯱が安土桃山時代の光景に類似しているのではないかといわれています。


金の鯱


大阪城 金の鯱  大阪城の天守閣展望台から見た光景。金の鯱で有名なのは名古屋城ですが、実は大阪城にも金の鯱が置かれている。大阪城の天守閣から眺める鯱は眼下に広がる大阪城公園の緑にとけ込み緑の海を泳いでいるようにも見える。

正面から見た大阪城の金の鯱 正面から見た金の鯱。全身に金箔が張られているので顔の輪郭が少々分かりにくいが、大阪城の天守を守る鯱らしくりりしく精悍な顔立ちをしています。


大阪城と金の鯱


大阪城と金の鯱 大阪城と金の鯱。大阪城の天守閣内には別途鯱のレプリカが展示されており、係員の方に確認したわけではないが、5層の天守閣全てに金の鯱が乗っているようでした。


真下から見た大阪城の金の鯱 真下から見た大阪城の金の鯱。金の鯱は秀吉時代から存在している事が資料などからあきらかになっています。また金の鯱のおかげで大阪城の高さはその分高くなっているそうです。