本坊庭園(極楽浄土の庭)
本坊庭園とは四天王寺境内の東側にある日本庭園の事で、池泉廻遊遊式の庭園である「極楽浄土の庭」や方丈の前庭である「補陀落の庭」などを含めた総称です。これらの庭園は江戸時代初期から明治時代にかけて造営されたもので、仏教や
聖徳太子とはあまり縁のないものでありますが、その見事な美しさから四天王寺を代表するスポットのひとつとなっています。
垂れ桜
極楽浄土の庭に咲く垂れ桜。本坊庭園には極楽浄土とか補陀落((ふだらく)観音菩薩の住処あるいは降り立つ山といわれている)といった仏教に関する名前の庭園が多い。
本坊庭園
四天王寺の「補陀落の庭」。座視式庭園とよばれる庭園で方丈から座視した光景が一番美しく見えるような構成になっているといわれています。
(c) 大阪観光局((公財)大阪観光コンベンション協会)
極楽の池と八角亭
四天王寺の極楽池と八角亭。少々見えにくいが左上に見える水色の建物が八角亭でルネッサンス様式の西洋風建築物となっている。