東山 観光案内「東山花灯路」
花灯路は、観光客の減る冬から初春にかけての京都を盛り上げようと、2002年度から始めたイベントですが、京都市の財政難や新型コロナウィルス禍よる企業協賛金の減少のため、17回目となる2021年度を最後に終了することになりました。
京都東山花灯路は3月中旬に東山山麓の青蓮院から清水寺に至る約4.6キロの小路に約2500基の行灯を点し、夜の散策を楽しむもの。花灯路の時期は夜の特別拝観を行う寺院も多く、
古都の町並みは幻想的な光景につつまれます。なお「花灯路」は
嵐山方面でも行われておりこちらは年末に催されます。
東山花灯路

京都東山の花灯路。花灯路は3月の中旬(10日〜20日)に東山の
清水寺から青蓮院(しょうれんいん)付近まで灯籠がともされる観光行事。周辺の寺院もライトアップされ、特に
八坂の塔周辺は一番のビュースポットとなる。

京都の八坂の塔。東山花灯路の時期の光景。花を咲かせた桜やライトアップされた八坂の塔、灯籠がともされた東山の路地等があいまって雅な光景を見せてくれる。
花灯路の路地

東山の花灯路は
八坂神社や清水寺周辺のほとんどの路地で灯籠がともされる。そしてどの位置からでも八坂の塔を見ることができる。路地にともされた灯籠と八坂の塔は京都東山の春の風物詩。
清水寺方面から見た花灯路

清水寺方面から見た東山花灯路の光景。正面に見えるのは八坂の塔。東山の花灯路はやはりどの位置からでも見える八坂の塔が基調となり味わいを出している。