川崎大師



川崎大師 川崎大師は正式な名称を「金剛山 金乗院 平間寺(こんごうさん きんじょういん へいけんじ)」といい、あらゆる災厄を退ける厄除けのお大師様として全国からひろく信仰をあつめているお寺です。創建は1128年で無罪の罪で流浪し川崎の地で漁師をしていた平間兼乗(ひらまかねのり)という武士が厄除けの祈願をしたところ海に投げた網にお大師様(弘法大師 空海)の木像が引っかかっており、信仰深い平間は大師像を洗い清め日々供養していました。そしてたまたま川崎の地を訪れた高野山の尊賢上人がこの話を聞き平間兼乗と共に真言宗のお寺を建立します。これが今に伝わる川崎大師で正式名称の「平間寺」は平間兼乗の名字に由来しています。



※本ページに記載されている情報については変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。


川崎大師の閉門時間


大本堂開閉扉時間

4月〜9月 5時30分〜18時

10月〜3月 6時〜17時30分 但し毎月21日は5時30分から

※毎月20日は21時まで開扉

なお護摩祈祷の時間については別途「川崎大師の厄払い・ご利益」のページを参照。




初詣


 川崎大師は元旦の0時から大本堂で除夜の鐘とともに、元朝大護摩供が行われ国家安穏、玉体安全並びに十方信徒の諸願成就が祈願されることなどもあり、初詣に訪れる参拝客が毎年300万人にものぼる関東屈指の初詣人気スポットです。特に大晦日から元旦にかけては待ち時間が3時間ほどかかることもあります。ただしこれはあくまで境内での待ち時間で、正月は駅からずっと行列となっており移動時間も含めるお実質1日仕事となります。

※初詣中の参道は行きと帰りが一方通行になるように交通整理がされています



赤札


川崎大師 赤札 赤札とは10年に一度行われる本尊である秘仏の大開帳時(次回のご開帳は2024年)に授与することができる無料のお札で弘法大師直筆とされるの「南無阿弥陀佛」の文字の印が押されています。いただくと無量の功徳を授かり罪や障害が消滅し、危機に面した時には不思議な力でお守ってくれるとわれています。このお札、事前に授与時間が知らされていないことから授与当日は朝から大混雑となり、一般的な待ち時間は2〜3時間ほどといわれています。



川崎大師の参拝所用時間


川崎大師 参道 川崎大師の参拝に要する時間は30分ほど、仮にお護摩祈祷を受ける場合でも通常時ならプラス40分ほどとなり1時間少々あれば十分です。ただし境内にはたくさんのお堂や授与所があり初めて訪れる場合は目移りして意外なほど時間を要することも。また駅から川崎大師までの参道は有名な商店街となっていますのでブラブラ散策したりすると半日ほど時間を要します。



川崎大師 おすすめの時期・ベストシーズン


 川崎大師がもっとも賑わうのがなんといっても初詣の正月。また厄払いで有名な神社だけあって厄払いに適しているとされる1月中も多くの人が訪れます。この為、もし皆さんが厄除けではなくただの観光目的で訪れるのであれば上述の1月中は外すように予定を組むとよいでしょう。個人的には天気が穏やかな5月もしくは10月あたりがおすすめです。


川崎大師周辺の名物・グルメ・イベント


久寿餅

久寿餅 久寿餅と書いて「くずもち」と読む川崎大師の名物。葛ではなく小麦粉からつくったくず餅に黒蜜やきな粉がまぶされています。



咳止めの飴

川崎大師 咳止め飴 トントコトントコとリズムカルに飴を切る川崎大師の名物「とんとこ飴切り」の「咳止め飴」。咳止め飴はこの川崎大師が元祖とされお土産に人気です。なお「とんとこ飴」は保存が利きくことから、川崎詣でのお土産に大人気となり発展し今日に至ってます。



だるま

川崎大師のだるま 川崎大師の定番土産。もち・あめに並ぶ名物ののひとつ。縁起物として古くから親しまれ、戦争で焼け野原となった川崎の復興時も人々を勇気づけました。いまでは大リーグの球団やサッカーチーム等のダルマまで、たくさんの種類がおかれています。



風鈴市

風鈴市 毎年7日に川崎大師境内で行われる風鈴市。全国の風鈴が集まり、境内は涼しげな音色につつまれます。 



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