霧島神宮の御利益
南九州随一のスピリチュアルなパワースポットとして知られている霧島神宮。境内やその周辺には不思議な言い伝えや特に効果の強いとされるパワースポットが点在しています。
本ページではこれら霧島神宮の御利益やパワースポットについてご紹介していきます。
御祭神・御利益 なんの神様なの?
その神社の御利益は祀られている御祭神や由緒が深く関係しています。霧島神宮の御祭神は日本神話の最高神である天照大神の孫にあたる「瓊瓊杵尊」から瓊瓊杵尊のひ孫で初代天皇となる神武天皇までの配偶者を含めた七柱がご祭神となっています。一般的に神社の御祭神は一〜二柱ですが、霧島神宮は七柱もあることからより強力なパワー、御利益があるといわれています。
御祭神
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと):天孫 天照大神の孫
木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと):山の神の娘で瓊瓊杵尊の妻
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと):山幸彦ともいい瓊瓊杵尊の子供
豊玉姫命尊(とよたまひめのみこと):海神の娘で彦火火出見尊の妻
鵜草葺不合命(うがやふきあえずのみこと):瓊瓊杵尊の孫
玉依姫命(たまよりひめのみこと):豊玉姫尊の妹神で鵜草葺不合命の妻
神倭磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと):瓊瓊杵尊のひ孫 後の初代天皇である神武天皇
御利益
霧島神宮の主な御利益としては主祭神が地上の国作りを行った瓊瓊杵尊であることから「道開き」「国家安寧」の御利益があるとされ、また瓊瓊杵尊から神武天皇に連なる夫婦神やその御子神を祀っていることから「縁結び」「恋愛成就」「家内安全」の御利益があるといわれています。
この他商売繁盛、交通安全、事始め、富貴栄達、心願成就などの御利益が知られています。
霧島神宮のお守り
霧島神宮ではいくつかのお守りを授与することができますが、数あるお守りのなかでも霧島地方に古くから伝わる九面信仰にちなんだお守り「九面守(くめんまもり)」は有名です。
九面信仰とは霧島神宮の宝物である九つの面に祈願すると「九面」が「工面」に通じることから「工面がつく」とされ商売繁盛の他、開運・厄除け・病気平癒等が成就するといわれています。
九面守
九面守は前述してあるとおり霧島神宮の宝物である九つの面にちなんだお守りです。
お守りにはそれぞれ以下の御利益があるといわれ、九つの面を揃えると満願成就するといわれています。
赤色のお守り 道開き 旅行安全
白色のお守り 厄除け 開運 出世
青色のお守り 心身健全 学業成就
緑色のお守り 病気平癒 家内安全 芸術優秀
阿吽一対(口の開いた面と閉じた面) 良縁・円満・和合
霧島神宮のパワースポット
天孫から初代天皇までの系譜に連なる神々を祀り、
高千穂神社と並んで九州地方随一のパワースポットといわれる霧島神宮。言うなれば霧島神宮全体がパワースポットのようなものですが、その霧島神宮において特にパワーが強いといわれている場所や不思議な場所がいくつかあります。本項ではこれら霧島神宮のパワースポットについてご説明していきます。
オガタマの木
オガタマはモクレン科の樹木で招霊(オキタマ)という言葉に通じることから、神霊を招く木として西日本を中心とした各神社に植えられています。
霧島神宮のオガタマの木は社務所近くにあり、
天照大神が天の岩戸に籠もった際にアマノウズメがこの木の枝を折って舞を披露したと伝わっており、巫女が持つ神楽鈴の原型になったといわれています。
上述の故事から芸能の御利益があるといわれています。
ご神木

霧島神宮のご神木は現在の地に霧島神宮が移ってくる以前から立っていると伝わる老木で樹齢は800年以上といわれています。高さ38m、幹回り7.3mで南九州地方の杉の祖先といわれています。
見る角度によっては烏帽子をかぶって手を合わせた小さな神様のような姿が見えることがあり、見つけると幸運が訪れる幸運のパワースポットとして知られています。
山神社

山神社は霧島神宮本殿裏手にある杉木立の中に鎮座している小さな祠です。祭神は瓊瓊杵尊の妻となった木花咲耶姫命の父であるオオヤマヅミノオオカミ。祠の周辺は厳かな雰囲気に包まれ霧島神宮の隠れたパワースポットとして知られています。
さざれ石

日本国歌の君が代に歌われているさざれ石。さざれ石はいくつもの小石が長い年月をかけ、溶けた石灰石によって結合し一つの巌(いわお)となったもので、神霊が宿っているとされ信仰の対象となっています。霧島神宮にあるさざれ石は1987年に岐阜県揖斐川町から寄贈されたものです。
霧島七不思議
霧島七不思議とは、霧島地方で古くから伝えられている七つの不思議な現象をいい。霧島神宮には霧島七不思議のうち四つのスポットが存在します。
亀石(霧島七不思議)
境内裏手の亀石坂と呼ばれる急な下り坂の途中にある亀の形をした石。言い伝えでは神様との約束を破った亀が石にされたものとされています。
なお亀石坂は昔の参道で坂本龍馬や西郷隆盛もこの坂を通って参拝しました。
風穴(霧島七不思議)
その昔穴から常に微風が吹き出ていたことから霧島の七不思議に数えられていますが、現在風は吹き出ていません。
勅使殿(霧島七不思議)
霧島神宮の勅使殿は大陸の影響を色濃く受けた装飾となっており国の重要文化財に指定されていますが、その昔霧島神宮が現在の場所に遷座された際、真夜中に誰もいない社殿の奥で神楽が鳴り響いたと伝えられています。
御手洗川(霧島七不思議)
天孫降臨の際に瓊瓊杵尊が高天原から持ってきた真名井の水が混ざっているといわれる湧水は、11月から4月ごろまでは枯れた状態ですが、なぜか5月ごろになると大量の水と魚が湧き出てきます。
霧島七不思議他の3つ
前述の霧島七不思議の4つはいずれも霧島神宮にありますが、他の3つについても霧島神宮周辺にあるので時間があれば足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
蒔かずの種
霧島山の山中や竹やぶには、誰が蒔いたわけでもないのに何故か「稲」が生えることがあるのだそうです。それは天孫降臨の時、高天原から持ってきた種子が残っていて、山の中で自然に育ったものだと言い伝えられています。
文字岩
霧島神宮から西の方に2キロほど離れた山の中に、大きさが10立方メートルぐらいの大きな岩があります。この岩は真ん中から割れて10センチぐらいの隙間がありますが、その隙間をのぞくと文字が彫られているのが確認できます。
人の手では動かすことのできない大きな岩なのに、どうやって文字を刻んだのか?謎となっています。
両度川
両度川は、毎年6月頃から水が流れ出して8・9月ごろには枯れてしまうという不思議な川です。
水が流れる期間は10日ほどで一度水が引いて数日経つとまた流れ出します。毎年同じ時期に決まって二度流れるというので、両度川という名がつけられたそうですが、川自体は規模の小さいものですが、水量は豊富で清らかな流れとなっています。