瑞巌寺の宝物館



瑞巌寺 青龍殿(宝物館) 瑞巌寺は江戸時代には伊達家の庇護を受けていたことから桃山文化の影響を受けた数々の文化財や歴史的建造物が残されており、その一部は一般の観光客にも公開されています。
 これらの収蔵品を保存、展示しているのが宝物館(青龍殿)です。瑞巌寺境内入り口の受付で拝観料を納めているので宝物館への入館は自由ですが、館内の撮影は禁止となっています。展示品は円福寺時代の遺物から伊達政宗公所縁の品まで多岐にわたり文化財に指定されているものも多く歴史マニアには垂涎の内容となっています。

 以前は本堂への出入りが自由であった事もあり特に拝観ルートは定まっていませんでしたが、現在は本堂正面が立ち入り禁止となり、本堂へは宝物館向かいの庫裏から入るようになっています。この為基本的に参拝ルートは庫裏→本堂→宝物館の巡になっており、現地では誘導員の方がおり案内してくれます。


※本ページに記載されている情報については変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。


陽徳院


陽徳院 瑞巌寺は東日本大震災時、一時的に被災者の皆さんの避難所として修行道場が開放されました。この修行道場は元々は陽徳院と呼ばれ伊達政宗正室の廟所で、 陽徳院とは伊達政宗の正室愛姫が瑞巌寺で仏門に入ったさいの院号です。
 この陽徳院(現在の修行道場)は一般公開はされていませんが 瑞巌寺本堂修理期間中に特別公開されており、筆者も偶然拝観する事ができたので本項でご紹介しておきます(写真撮影は禁止)。写真は陽徳院ですが、県重要文化財にも指定されているお霊屋は陽徳院の裏手にあり、一般公開はされてなく写真撮影も不可となっています。

石のトンネル

陽徳院 石の洞窟 瑞巌寺から陽徳院に通じる道にある石のトンネル。石をくり抜いて作られ苔がびっしりと生えています。陽徳院は瑞巌寺の北となりに建てられておりこのトンネルをくぐって往来します。。