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太宰治記念館


 太宰治記念館(斜陽館)は太宰治が生まれ育った家。家のほぼ全てにわたりでヒバ材を使用し、1階11室、2階8室、付属建物や泉水を配した庭園など、合わせて680坪の豪邸となっており、明治40年6月に建てられました。太宰治は「この父はひどく大きな家を建てた。風情も何もないただ大きいのである」と表しています。
 戦後に津島家がこの家を手放してからは長く旅館「斜陽館」として使われていましたが、平成8年に旧金木町(現在の五所川原市)が買い取り、現在は太宰治に関する様々な資料が展示された「太宰治記念館(斜陽館)」として一般公開されています。なお近代和風住宅の代表例として2004年(平成16年)国の重要文化財に指定されています。
 
・入館料
   単券:太宰治記念館「斜陽館」のみ:一般600円 高・大学生400円 小・中学生250円
   共通券:太宰治記念館「斜陽館」+津軽三味線会館:一般1000円 高・大学生600円 小・中学生400円

・開館時間:4月〜9月(9:00〜17:30 ※最終入館17:00)
         10月〜3月(9:00〜17:00 ※最終入館16:30)
・休館日:12月29日
・所在地:青森県五所川原市金木町朝日山412-1
  
太宰治記念館(斜陽館)

津軽が生んだ作家、太宰治が生まれ育った斜陽館。一時期旅館として営業していたが、現在は太宰治記念館として観光用に内部が一般公開されている。毎年多くの太宰ファンや観光客が訪れる。
金木 斜陽館
玄関

太宰治記念館の玄関。向かいは物産館になっており、周辺の通りには太宰治所縁の名前がつけられている。ちなみに太宰治記念館の前の通りは「斜陽館通り」。他にも「メロス坂通り」や「太宰通り」等がある。
太宰治記念館(斜陽館)の玄関
土間

太宰治記念館の土間。土間の間口は4.5mで奥行きは22m。中はヒンヤリとしている。昔はこの土間で津島家の人々が小作人達と対応をしていた。なお正面に見えるのが玄関で、家の奥にある米倉方向から見た光景。
太宰治記念館(斜陽館)の土間
床の間及び茶の間

太宰治記念館の常居及び茶の間。現在の台所にあたる板の間から見た光景。部屋の中央にあるのは囲炉裏で奥には階段が見える。家の間取りは太宰治の父が実家を模して作らせたと伝えられている。
太宰治記念館(斜陽館)の常居、茶の間


斜陽館の奥にある蔵。津島家(太宰治の実家)は地元を代表する豪農であった為、大切な米などを保管する蔵も立派で頑丈なものとなっている。なお蔵は白壁の煉瓦造りで家の中に建てられていた。
斜陽館の蔵
 
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