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斜陽館 旅行記「津島家の新座敷」


 現在の斜陽館は当時建物だった部分のみ残され公開されているが、太宰治が生活してた頃屋敷の裏は公園のようになっており、大きな蔵がいくつも建ち、鶏が300羽ほど飼育されている鶏小屋もあったそうです。現在は金木の町並みの一部となっていますが斜陽館と金木駅の中間地点にある「太宰治疎開の家」は戦争当時東京から疎開してきた太宰が生活した斜陽館の離れで、当時広大な敷地を所有していた津島家(太宰の本名)の様子をうかがい知ることができます。
 なおこの屋敷は大正11年に太宰治の兄、文治が結婚した際に新築されたもので、津島家では「新座敷」と呼ばれていました。

入館料:大人500円 小中学生250円
開館時間:9:00〜17:00
問い合わせ先:0173-52-3063
アクセス:津軽鉄道 金木駅より徒歩5分
地図で場所を確認する
 
津島家 新座敷

津島家新座敷の光景。もともと太宰治が疎開した家の事は知らなかったのだが津軽鉄道で金木に来る道中、たまたま列車内で知り合った弘前市の大学生ら(学生らもサークル活動の一環で金木へ取材に行く最中だった)に教えてもらい急遽立ち寄った。
津島家 新座敷
建物内の光景

津島家新座敷建物内の光景。太宰治疎開の家は当時「新座敷」と呼ばれ、太宰治は昭和20年7月この屋敷に妻子と共に疎開し1年3ヶ月ほど過ごした。疎開中は23作品の作品を執筆し、戦中、戦後の混乱期にかかわらず執筆活動に没頭した太宰の情熱がうかがえる。
津島家 新座敷内の光景
廊下

この時代の建物の廊下はみな家の外周にあり「縁側」のような形となっている。津島家新座敷の廊下は斜陽館に比べると若干広いような感じがした。また窓からは中庭が見える。
津島家新座敷 廊下
ショップ

津島家新座敷にあるショップ。主に太宰治や旧金木町に関する書籍や印字されたTシャツなどが販売されている。この一画だけは流石に今風となっている。
津島家 新座敷のショップ
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