北野天満宮の歩き方



 北野天満宮がある西陣・北野地区は町屋が多く残り、昔の花街や地元の方の信仰を集める寺社が多数ある地区。ある意味もっとも京都らしい京都を見ることができます。  一方北野天満宮は国宝の拝殿や重文の三光門、そして大黒天の灯籠や牛といったご利益スポットなど多様な見所が点在するスポットとなっています。

北野天満宮の見所 観光コース



大黒天の灯籠

大黒天の灯籠 大黒さまの口(一見すると鼻の穴にも見えます)に小石をのせて落ちなければ、その小石を財布に入れて祈るとお金に困らないといわれています。ただし長年に渡り多くの方がチャレンジした為か口のくぼみはかなりすり減っていますので、意外と難しく、像の前に転がっている無数の小石がそれをよく物語ってます。

立ち姿の牛

北野天満宮 立ち姿の牛 北野天満宮の牛は姿勢や材質こそ異なれすべて座像ですが(座像である理由は別途「学問(学業)の神様」のページを参照)、何故か拝殿欄間の彫刻には、立った牛の姿の神牛が刻まれています。





三光門

北野天満宮 三光門 三光門は本殿前にある中門で、現在の三光門は1607年に豊臣秀吉の遺命に基づき、豊臣秀頼の寄進によって建てられたもので国の重要文化財に指定されています。日・月・星の彫刻があるために三光門と呼ばれていますが、この彫刻には、日と月と三日月はあるが星はないという説もあり、これは昔平安京の大内裏から北野天満宮を帝が遥拝(離れた所から神様を拝むこと)した際に、三光門の真上に北極星が瞬いていたのでわざわざ星を刻む必要はないだろうという理由で刻まれていないのだと云われています。

本殿・拝殿

北野天満宮 拝殿 国宝に指定されている本殿と拝殿は1607年に豊臣秀頼が造営したもので、本殿、拝殿並びに両殿を結ぶ石の間をあわせて1棟として権現造社殿と言われています。なお本殿には主祭神である菅原道真、相殿には道真の長男・中将殿(菅原高視)と正室の吉祥女が祀られています。

もみじ・梅

 北野天満宮はもみじ及び梅の名所としてもしられています。詳細はそれぞれ「北野天満宮の梅」「北野天満宮の紅葉」のページを参照。


北野天満宮の参拝(観光)所用時間


 北野天満宮の参拝に要する時間はぶらぶらと散策しても20〜30分ほど。もみじが見頃を迎える季節になると梅苑やもみじ苑も開園し大変混雑し多少時間を要しますが、それでも1時間少々あれば十分です。

北野天満宮の歩き方と見所について


 北野天満宮は位置的に金閣寺がある北山地区と二条城や京都御所などがある洛中地区(注:北野天満宮も洛中地区に含まれます)のちょうど中間点に位置します。この為北野天満宮参拝の折には前述した金閣寺や二条城、京都御所などを含めた広い範囲を丸1日かけて散策することも可能です。わざわざ京都まで来た北野天満宮だけを参拝するというのも少々勿体ないお話。この地を訪れる際には一度ご検討してみてはいかがでしょうか?