浅草ってどんなところ?



浅草 雷門 東京の下町「浅草」は飛鳥時代にまでさかのぼる歴史をもつ浅草寺の門前町です。江戸時代になると徳川家康が浅草寺を幕府の祈願所としたことから門前町である浅草も大いに栄え江戸の大衆文化が発展し現在の浅草の基となりました。その名残から今でも老舗の料理店や伝統工芸、寄席・演芸が集まり三社祭、ほおずき市、羽子板市、酉の市といった東京の風物詩ともいえるようなよく知られた季節の祭事も行われています。そして浅草は多くの人が参拝、買い物そしてデートコースなどで訪れる東京を、いや日本を代表する観光スポットとして広く認知されているのです。


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浅草観光の見所


 日本を代表する観光名所である浅草。見所は比較的限られたエリア内に集中しており誰もが知ってる為、改めてご紹介するまでもないのですが、初めて浅草を訪れるなら絶対に外してもらいたくないというスポットに限定して以下に紹介します。



水上バス

浅草 水上バス  浅草の吾妻橋からレンボーブリッチたもとの日の出桟橋(日の出桟橋は正確には隅田川ではなく東京湾に位置します)までの間を運行する観光船です。両国、蔵前、東京スカイツリー、レインボーブリッジといった各名所を船の上から眺めることができます。浅草周辺の地下鉄は東西に伸びているので隅田川を伝って南北に縦断する観光船は、浅草からお台場方面へ向かう際の移動手段としても便利です。

運行時間 9時50分〜18時
料金 浅草〜浜離宮 980円
東京湾クルーズ公式HPhttp://www.suijobus.co.jp/


雷門

浅草 雷門 雷門は浅草のシンボルで都内最古の寺院として知られている浅草寺の山門で雷門通りから仲見世通りに入って間もなくの所にあります。現在の雷門は1960年に松下電器(現在のパナソニック)の創始者」松下幸之助が寄進したもので左右に風神雷神を配し雷の文字が記された重さ700kgもある大きな提灯はあまりに有名です。この光景は近年は日本人のみならず外国人の間でも日本を象徴する光景として色々紹介され広く知られるようになりました。この為、外国人観光客が増加し以前は定番の待ち合わせ場所としてよく利用されていましたが現在は混雑の為、待ち合わせ場所として利用するのは少々不便になってしまいました。なお正式名称は「風雷神門」ですが、何故か「雷門」と呼ばれており江戸時代に「門の名で見りゃ風神居候」と詠まれた歌が残されています。


仲見世通り

浅草 仲見世通り  浅草寺の表参道で、約250mの通りには名物や老舗グルメ、伝統工芸品などを取り扱う下町風情溢れる店が並んでいます。浅草でもっとも賑わっているエリアで、テレビや雑誌などでよく登場する商店街はこの仲見世通りです。筆者の個人的な感想では東京ではもっとも観光客の密度が高いエリアだと思います。


浅草花やしき

浅草 花やしき  歴史は江戸時代の1853年までさかのぼる日本最古の遊園地で、もとは牡丹と菊細工を中心とした花園「花屋敷」として開園したもの。1949年に「浅草花やしき」と改名し遊園地として開業しました。敷地は驚くほど狭く、奇抜で最新のアトラクションなども無いのですが、幅広い年齢層が遊べるほのぼのとしたアトラクションが敷地内に盛り込まれており、これが逆に下町らしさを演出し人気となっています。


かっぱ道具街

 はじまりは大正初期の頃とされ数件の道具屋さんが店を構え、現在は約800mの通りに190軒ちかくの厨房・調理道具を取り扱う店が軒をつらねる一大商店街となっています。一般の方からプロの方まで幅広く利用されていますが、道具の珍しさ、品揃えの多さから、ただぶらぶらと歩いてウィンドウショッピングをするのも面白いです。


吾妻橋

浅草 吾妻橋  隅田川に架かる橋で、浅草中心部を通る雷門通りに接続しており、橋をわたるとすぐに雷門がある仲見世通り入り口が見えてきます。はしのたもとには桜の名所として知られている「隅田公園」があるほか、周辺は浅草駅を中心とした墨田リバーサイド地区として賑わいをみせています。なお写真は浅草川から見た光景です。

デート

 浅草界隈は定番のデートコースとしてもよく知られています。浅草のエリア自体が狭いのでわざわざデートコースなど紹介する必要など個人的にはないと思うのですが、メールで質問が数件寄せられていたので簡単にご紹介します。

主な名所を順番に巡ると以下のとおり
雷門・仲見世〜浅草寺〜浅草花やしき〜伝法院通り〜雷門通り〜かっぱ橋道具街

 大半は「浅草花やしき」ですごすこととなりますが、所要時間約8時間の1日コースとなります。
またデート終盤、すでに日が暮れているようでしたら最後に水上バスを楽しんでみてはいかがでしょうか?レインボーブリッジや東京スカイツリーをはじめとした見事な夜景を船の上から楽しめます。なお観光船(水上バス)乗り場は隅田川沿い浅草駅となり吾妻橋に設けられています。


浅草の観光所用時間


 上述の「デート」の項でも紹介していますが、浅草の街を隅々まで巡ろうとすれば、やはり丸1日は必要となります。また浅草寺や表参道である仲見世通りだけというのであれば2時間ほどあればおおよその所は巡ることができます。浅草は狭いとはいえ見所満載のスポットですので、巡る場所やコースによって観光所用時間は変わってきます。


浅草 おすすめの時期 ベストシーズン


浅草 ほうずき市 筆者個人的に浅草おすすめの時期は「夏」。特に8月下旬のサンバカーニバルや7月9,10日の「ほおずき市」の日などは東京の下町らしさが全面にでて浅草がもっとも賑わう時期となります。また人混みは苦手という人は、9月のお彼岸以降に訪れると人もさほど混雑していないうえに夏の暑さも一段落し過ごしやすい季節となっているのでおすすめです。


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