日本の観光地・宿>東北の観光地・宿>青森県の観光地・宿>種差海岸 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ニッコウキスゲ ニッコウキスゲは通常高山で見られる植物だが、北東北地方では種差海岸をはじめとした海岸部や湿原で見ることができる。種差海岸におけるニッコウキスゲの見頃は6月中旬。 |
種差海岸のニッコウキスゲとノハナショウブ。所々黄色く見えるのがニッコウキスゲの花で紫色の花がノハナショウブ。どちらも種差海岸では主に風通しが良く日当たりも良い斜面によく見られるが個体数はニッコウキスゲの方が多いように感じた。 |
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ハマナス ハマナスは北海道や東北地方といった冷涼な地域に多く分布する植物。海岸の砂地を好んで自生するが、観賞用として栽培されることも多い。種差海岸におけるハマナスの見頃は6月下旬。 |
種差海岸のハマナス。南国を思わせるような赤い花を咲かせている。種差海岸では遊歩道沿いの砂地に多く自生しているが、海水浴場の区間では植栽されている所もある。 |
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ハマヒルガオ ハマヒルガオは日本全域に自生する典型的な海浜植物。アサガオをはじめとしてほとんどの種類が蔓性なのに対してハマヒルガオはほふく性で砂の上を這い伸びていく。 |
種差海岸のハマヒルガオ。日当たりの良い砂浜に群生している。なお種差海岸ではハマヒルガオ群生地の後背部にある林にツキミソウが群生している場合が多く、植物同士でもちゃんと棲み分けがなされているようです。 |
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種差海岸の自然と東日本大震災 2011年3月に発生した東日本大震災による津波は種差海岸にも押し寄せ、たくさんの花々が自生している砂浜や芝を飲み込んでいきました。この為、無事に花々が花を咲かせてくれるかどうか心配されたのですが、個体数こそ若干減ったものの2011年からちゃんと花を咲かせてくれたのです。そして異変は次の年から現れ始めました。自然の花々の楽園である種差海岸にも「外来植物」が侵入し以前から悩みの種となっていたのですが、津波の翌年から外来植物の姿が見えなくなったのです。種差海岸は昔から何度も津波の被害を受けてきた所です。その種差海岸で子孫を残すには津波や高潮に対する耐性を持っていなければならず、耐性を持っていない外来植物は一掃されてしまったと考えられています。甚大な被害を及ぼす大津波も見方を変えれば自然の浄化作用という一面を持っているのかもしれません。 |
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