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秋田県の宿

康楽館 旅行記


 小坂鉱山は銀の産出量が日本一になったこともある日本有数の鉱山(現在採掘は停止している)で、康楽館はこの小坂鉱山で働いていた6,000人もの従業員や家族達の厚生施設として明治43年に誕生した芝居小屋です。日本最古の芝居小屋の座は香川県にある旧金比羅大芝居(1835年 天保6年)に譲るものの、建設以来100年以上も使われている当時の施設は国の重要文化財にふさわしい貴重なもので、公演されている芝居とあわせておもわず「行って良かった」と言いたくなる施設となっています。
 
康楽館の旅
小坂町 康楽館

秋田県小坂市の康楽館。明治時代に建てられ、昭和45年には一時期休業状態となったが昭和61年に秋田県指定有形文化財に指定され再び公演を再開した。白くモダンな造りの芝居小屋は小坂町のシンボルとなっている。
小坂町 康楽館
舞台の光景

康楽館舞台の光景。客席は2階建てになっており、一度に600人が舞台を鑑賞することが可能でお酒を含めた飲食もOK(喫煙は不可)。建設は藤田組が請け負い、花道が2つあるなど明治時代の特色を色濃く残した作りとなっている。
康楽館舞台の光景
お土産屋、蕎麦屋

康楽館内にあるお土産屋さんとそば屋さん。公演を見ているとき蕎麦の良いにおいが漂っていたので黒子の方に聞いてみると、公演最中でも注文を受けると蕎麦を茹でて舞台席まで運んでくれるのだそうだ。もちろん舞台を見ながら蕎麦を食べる事もできる。
康楽館のお土産屋、そば屋
舞台前廊下

康楽館の舞台前廊下。お土産屋さんや受付が設けられている。廊下上の額縁には康楽館の特徴や歴史の説明がされてあったり、有名役者さんや歌舞伎役者さんのサインや手形が飾られている。なお舞台はこの廊下の右側で壁を隔ててすぐ。
康楽館 舞台前廊下
公演案内

市川團十郎(いちかわだんじゅうろう)公演案内。康楽館の廊下に掲げられていた。平成7年と書いているから平成25年に亡くなった故市川團十郎のものだと思われる。正直歌舞伎にはあまり興味がなくても実物をみると心が引き締まる思いがする。
市川團十郎 公演案内
康楽館の裏側

康楽館の裏側。康楽館の裏側(・・・というより側面)は駐車場から康楽館へ歩いてくる途中で見ることができる。明治・大正のロマンが漂うモダンな造りの正面に比べ後ろの方は古い木造の造りで建物が明治時代に造られた事も納得できる。
康楽館の裏側
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