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サロマ湖 旅行記「ワッカ原生花園」


 ワッカ原生花園は日本最大の海岸草原です。サロマ湖とオホーツク海に挟まれた砂洲の幅は400mから700mほどもあり、総延長は20kmにも及び、地質も湿地から砂丘と様々でそれぞれの場所で約300種類以上の植物を見ることができます。
 6月から10月中旬にかけての観光シーズン中は観光馬車も運行し心地よい潮風に吹かれながら原生花園の景色を楽しむことができます。
 1921年にこの地を訪れた紀行家「大町桂月」は「荒波のオホーツク海と静かな湖面のサロマ湖とを隔てるこの道は人間の世界を離れて竜宮に旅する道のようだ」と記し(文言は現代風の訳してます)竜宮街道と命名しています。

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ワッカ原生花園

ワッカ原生花園。オホーツク海に突き出た砂洲で様々な花が咲き誇る自然の花畑。見頃は6月から7月にかけてで、夏をすぎると咲く花の種類が少なく、緑が生い茂る湿地帯となってしまうので注意が必要。

ワッカ原生花園


ワッカ原生花園の遊歩道。遊歩道は全長が4kmほどあり、ハマナス、エゾスカシユリ、エゾワラナデシコ等約300種類以上の花々が可憐な姿を見せてくれる。これらの花々の見頃は6月〜8月の期間。また遊歩道の終点には「ワッカの水」という湧き水がある。
サロマ湖のワッカ原生花園
ワッカ原生花園の観光馬車「ドリームワッカ号」
 ドリームワッカ号は原生花園内の約3キロのコースを約40分かけて巡る観光馬車。サロマ湖の風景の他、四季を通じて約300種類の花々が楽しめる。一番お勧めの時期はもっとも多くの花が咲く6月下旬から7月上旬にかけて。
 なお観光馬車の運行は6月1日から10月中旬までで、毎週水曜日が運休となってます。また午前9時から午後4時20分までの運行となっており料金は中学生以上1,500円、小学生以下1,000円、幼児は無料(保護者の同伴が必要)。
 詳しい問い合わせは北見市常呂総合支所産業課TEL0152-54-2140
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