飯盛山 白虎隊引き上げ洞門  



 白虎隊引き上げ洞門は正式名称を「戸ノ口堰洞門」といい猪苗代湖の水を会津平野へと通していた洞窟です。白虎隊は戸ノ口原の戦いで敗れた後、この堰洞門から会津若松の飯盛山に抜けてきたと伝えられており、その洞門は現在「白虎隊引き上げ洞門」として飯盛山の中腹に残されています。


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引き上げ洞門


白虎隊引き上げ洞門 白虎隊引き上げ洞門。猪苗代湖から会津へ水を引く洞門ですが、戊申戦争時、白虎隊が戦地から退却するときに、この洞門をくぐりぬけ飯盛山まで来たと伝えられており、洞門の長さは200m以上あります。

戸ノ口堰


飯盛山 戸の口堰 飯盛山のさざえ堂と呼ばれる建物がある所から見た厳島神社周辺の眺め。猪苗代湖から導水した豊富な水を湛えた堤が境内を横切っています。この堤は戸ノ口堰と呼ばれ白虎隊が逃れてきた白虎隊引き上げ洞門から流れているのです。

慈母子育観音


白虎清水 白虎清水と呼ばれる清水が流れ出る社。引き上げ洞門のすぐ近くに建てられ、木の根本から滾々と水が湧き出ている。祀られているのは慈母子育観音で、ここから右方向に進むと白虎隊の自刃の地や墓がある。


慈母子育観音
慈母観音菩薩は、慈母観音、子安観音、子育て観音等とも呼ばれ、母が子に対するがごとく、どこまでも深く大きい慈愛の心を表わした菩薩様。母なる菩薩として、子宝安産・幼な子の無病育成の大願をかなえるとされ特に女性からの強い支持がある観音様です。