さざえ堂



 さざえ堂は江戸時代後期の1796年に飯盛山に建立された、高さ16.5メートル、六角三層のお堂です。昔は2重らせんのスロープに沿って西国三十三観音像が安置され、参拝者はこのお堂をお参りすることで三十三観音が一度に参りができる仕組みになっていました。現在も2重らせんのスロープは健在で堂内に入り体感することはできますが、西国三十三観音は他の場所に移されて堂内にはなく、代わりに会津藩道徳教本の絵額が掲げられています。



開館時間
 8時15分〜日没(4〜11月)、9時〜16時(12〜3月)


入観料
 一般400円、学生300円、小・中学生200円


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さざえ堂の光景


飯盛山 さざえ堂 飯盛山のさざえ堂。巻き貝のような作りの建物は堂内に入ると、上り下りするためのらせん階段となっており一方通行で堂内を参ることができます。


堂内の光景

飯盛山 さざえ堂 堂内の光景 さざえ堂、堂内の光景参拝者は一度も対向する他の人とすれ違うことなく、また一度も同じ道を通ることなく、入り口から屋上まで往復できる構造になっています。


 さざえ堂の頂上付近の光景。天井には御札がビッシリと貼られ、壁にはお経のような文字も記されています。さざえ堂の歴史の深さを垣間見る光景です。
さざえ堂 堂内の御札


宇賀神堂


飯盛山 宇賀神堂 飯盛山の宇賀神堂。さざえ堂のすぐ近くにあり、ここには白虎隊十九士が奉られています。見晴らしの良い高台に建てられており会津若松市を一望でき、越後山脈や会津盆地の地形がよく分かります。