金剛峯寺
金剛峯寺は高野山真言宗の総本山。世界遺産構成施設のひとつで読み方は「こんごうぶじ(金剛峯寺)」といいます。建物自体は豊臣秀吉が建立した青厳寺と興山寺を併せたもので、館内は朱塗りの柱に見事な襖絵で飾られ、平安時代の省庁を思わせるような光景となっています。また広い境内にはその昔天皇、皇族や寺の重職しかくぐることが許されなかった正門をはじめとして豊臣秀次自刃の間や枯山水の石庭などといった見どころが多数あります。このほかお坊さんの法話を聞いてみるのも面白くおすすめです。
拝観時間
8:30〜17:00
拝観料
500円
駐車場
有り(別途「
駐車場」)のページを参照
所在地
観光コースの地図を参照
アクセス
金剛峯寺は高野山のほぼ中心部にあり、東側には高野山駅へ向かうバス通りも通っています。なお高野山までのアクセスは別途「
高野山へのアクセス・行き方」を参照。
金剛峯寺
金剛峯寺の全景。昔はこの金剛峯寺が
高野山の総称でした。写真左側の桧の皮を張った屋根の上に見えるのは天水桶とよばれる防火用の消防施設で、普段は雨水を溜めておき万が一火事が発生したときには僧侶が屋根に登り上から水をかけ消火するというもので、金剛峯寺でしか見られない珍しいもの。
冬の光景
金剛峯寺冬の光景。雪化粧のなか、ゆるやかな石段が続き、どこかの映画や時代劇ドラマに出てきそうな光景が広がっています。雪で確認できませんが土塀には格式の高さを示す五本の白線がはいっています。
石庭
金剛峯寺の石庭。奥殿を囲むように整備されており、広さは日本最大級。サービスで見学者にはお茶とお菓子が無料でふるまわれます。