高野山 旅行記 「観光モデルコース」
高野山を訪れた際には必ず訪れておいてもらいたいのが、総本山である「
金剛峯寺」と高野山の2大聖地とされる「
奥の院」、「
壇上伽藍」に霊宝館をプラスした4ヶ所です。仮に日帰りで高野山を観光される場合この4箇所を巡ればほぼ時間いっぱいになってしまうでしょう。
次に歩き方ですが、
高野山の町並みは東の入り口にあたる「大門」から始まり奥の院まで東西約3.5kmの道のりとなっています。一番理想の観光コースは大門から始まり壇上伽藍→金剛峯寺→奥の院参道→奥の院と巡るコースです。高野山ケーブルで訪れた場合は大門まで
バスが運行(大門から先へも運行しています)しているので問題ないのですが、車で訪れた場合 街中心部の駐車場に車を駐めてしまうと街の中を行ったり来たりを繰り返す事にもなりかねません。その為町の一番奥にある(西側)中の橋駐車場もしくは大門付近にある「大門南駐車場」に車を停め、そこから散策をはじめるとよいでしょう。もちろん中の橋(もしくは大門)からそのまま大門(もしくは中の橋)目指して散策し帰りはバスという手段もOKです。観光案内所は大門、中の橋駐車場両方に設置されていますので散策をされる前に一度立ち寄り主要な名所や見どころを押さえておくとよいでしょう。また観光案内所では
レンタサイクルのサービスも提供していますので天気が良い日などは自転車で高野山巡りを楽しんでみるのも一興です。
高野山観光モデルコース(日帰りコース) 所要時間6時間
大門→
壇上伽藍→霊宝館→
金剛峯寺→昼食→
奥の院→徳川家霊台→女人堂
高野山観光協会が配布している地図PDFファイルへリンクしています。
高野山日帰り観光の所要時間
上述してあるとおり、高野山の観光には最低でも6時間は要します。仮に大阪から電車で来られる場合、所要時間は約3時間ですから朝の7時に大阪を出発しても、高野山に到着するのは10時です。その後6時間ほどかけて高野山を散策し、再び大阪に帰って来る頃には19時となっているわけです。
大阪から高野山に行き再び大阪に戻ってくる。この場合の大まかな目安としては約12時間という数字を憶えておくとよいでしょう。ちなみに車の場合でも大阪〜高野山の所要時間は電車同様約3時間ですので、日帰り観光の場合12時間という数字が目安となります。
見どころ一覧
以下に高野山における主な見所をご紹介していきます。
大門
宗教都市高野山の表玄関。門前からは山々に沈む夕日が見えるビュースポットでもあります。
霊宝館
高野山の文化財や国宝約7万点を収蔵している保存展示施設。特に仏教に興味のある方は必見の施設です。
墓石群
平安の世から築かれ続けてきた奥の院参道の墓石群。ある意味もっとも高野山らしい所です。
高野山の観光ベストシーズン
高野山は標高1000m級の山々に囲まれた盆地状に開かれた宗教都市です。このため麓は猛暑の盛りでも高野山界隈では比較的爽やかな高原気候となっており(関西の平地に比べ平均で5度ほど低い)、訪れる場合は初夏からお盆にかけての時期が一番良い季節といえるでしょう。なかには避暑の目的で訪れる人もいるほどです。また冬の間も参拝は可能ですが、前述したとおり標高が高いので平均気温は0度近くになり雪が積もったり、道路が凍結していたりする日もあるので寒さ対策、雪対策は必須となります。