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南紀白浜 旅行記「日帰り温泉」


 南紀白浜といえば若者が集う南国ビーチというイメージがありますが、実は温泉天国でもあります。ご年配の方々からすれば温泉地というイメージの方が強いのではないでしょうか。
 白良浜がある湯崎半島には7つの温泉があり、これらは「南紀白浜温泉」と呼ばれ1300年以上もの古い歴史を持つ古湯です。代表的な温泉としては、その昔「湯崎七湯」と呼ばれた古湯のうち唯一現存する共同浴場「崎の湯」(天然露天風呂)や共同浴場として姿を変え親しまれている「牟婁の湯」などがありますが、他にも外湯可能な入浴施設は多く、湯の町白浜町に湯けむりを漂わせているのです。なお泉質は無色透明で無臭のナトリウム泉及び塩化物泉となっています。なお白浜町の話では公営の共同浴場は4か所で料金は420円。年間入浴券の販売も(料金は4万円程度になる予定とのことです)検討されています。

白浜温泉湯めぐりのページへ→「白浜観光協会
 
崎の湯

崎の湯は白浜温泉を代表する露天風呂で日本最古の湯といわれています。その歴史は古く斉明天皇、中大兄皇子、 持統天皇、文武天皇といった天平、奈良時代の天皇や皇子達が入浴したという記録が残されている。ちなみに作りは女湯は外から見えないようになっているそうだが男湯は近くのホテルから丸見えの状態だった。
崎の湯


崎の湯から見た太平洋。湯船は石造りで大海原に面した開放感あふれる露天風呂となっており中央の仕切りで男女別々になっている。当然の事ながら天候が悪くなり波が高くなると入湯はできなくなってしまうが、少々の荒波なら逆に波しぶきで涼むことができる。

崎の湯から見た太平洋
つくもと足湯

つくもと足湯は白良浜にある足湯で白良浜の絶景を眺めながら足湯を楽しむことができる。午後10時まで入浴可能で日没後に足湯に入りに来る観光客の姿も多く見られた。なお料金は無料となっている。
白浜温泉 つくもと足湯
白浜温泉は地球の湧き水
 温泉といえば火山を連想しますが、白浜温泉を含めた紀伊半島周辺には火山帯は無く、なぜ温泉が噴出するのか長年の謎とされてきました。ところが近年の研究の結果、太平洋から潜り込んでいるプレートから湧き出ている高温の地下水であることが確認されました。つまり火山性の温泉ではなく、地中の奥深くで暖められた湧き水というわけです。白浜温泉一帯の温泉はまさに地球の奥深くから湧き出る恵みの地下水なのです。
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