毛越寺　旅行記「桜」

　世界遺産平泉には町内の至る所に桜の木が植えられ、中尊寺や国道沿いの桜並木など桜の名所も多くみられます。そんな平泉の町中にある毛越寺では意外な事に桜の木の数はあまり多くありません。それでも庭園の中所々に植えられた桜の木は春になると控えめながらも花を咲かせ浄土庭園に彩りを添えてくれます。他の桜の名所のように多くの桜が咲き乱れる光景は見ることはできませんが、他の木々の隙間に隠れるように咲く桜の花は他の所とはひと味違った桜の美しさを教えてくれます。

・桜の見頃：4月中旬～4月下旬

毛越寺庭園の桜

毛越寺庭園大泉が池の春の風景。庭園への入り口付近から常行堂方面に向かって見たところ。平安時代の頃は大泉が池の中央部には橋が架かっていたと云われている。この日は満開の桜の色が大泉が池や砂利に映り辺り一面桜色に見えた。平安時代の様式を模したとされる庭園が復元され、雅な景色が訪れる観光客を楽しませてくれる。

毛越寺園庭　大泉が池

遣水付近の桜

春の毛越寺庭園遣水（やりみず）。庭園の奥から流れてくる山水を大泉が池に導水する水路で、平安時代の遺構をもとに再現された。春には遣水に杯を浮かべ流れに合わせて和歌を詠む曲水の宴が開かれる。

毛越寺庭園の遣水

毛越寺駐車場の桜

早朝の毛越寺駐車場の光景。駐車場の周りにはたくさんの桜の木が植えられちょうど見頃を迎えていた。なお毛越寺は向かって右方向にあり駐車場から歩いてすぐの所にある。

毛越寺のおすすめスポット一覧
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毛越寺 旅行記「桜」

毛越寺　旅行記「桜」