層雲峡　旅行記「紅葉」

　層雲峡は日本で一番早い紅葉スポットとも云われ、高さ200ｍ前後の柱状節理と呼ばれる断崖と紅葉した木々とのコントラストが有名なほか、層雲峡ロープウェイ&リフトで7合目まで行くと8月末には早くも色づきはじめた木々を見ることができます。これら層雲峡の紅葉は8月下旬頃から始まり、まず最初に黒岳山頂のウラシマツツジが色付きはじめ、その後段々と紅葉する木々が増え、黒岳の8合目付近では9月中旬頃に、麓の層雲峡でも10月上旬から中旬には紅葉の最盛期を迎えます。
　麓の層雲峡では層雲峡温泉の東側にある「紅葉谷」と呼ばれる散策路からの光景が見事で、知名度が低いせいか訪れる観光客も比較的少なめで個人的には穴場的おすすめスポットです。

・紅葉の見頃：10月上旬～中旬
・主な木々：カエデ、ナナカマド、カツラ
・ビューポイント：大函（おおばこ）、流星の滝、銀河の滝、紅葉谷

紅葉の層雲峡

層雲峡温泉から眺めた層雲峡の紅葉。層雲峡の紅葉を楽しむには石狩川沿いの遊歩道を散策するのが定番だが、実は温泉郷の露天風呂から眺める景色も素晴らしい。あまり知られていないだけにお勧めです。

紅葉の層雲峡。石狩川の両岸にそびえ立つ岩の高さは160mで、紅葉の時期になると見事に色づく。層雲峡の紅葉は日本一と評され、この時期は麓の温泉街も観光客でいっぱいになる。
紅葉で色づく層雲峡

大雪山の紅葉

大雪山の紅葉。大雪山の黒岳方面へは層雲峡からロープウェイで行くことができる。絨毯のように広がる紅葉の様はまさに日本一の呼び名にふさわしい光景。9月の下旬頃になると初冠雪も記録され、真っ赤な絨毯が所々白くなる光景を見ることができる。
大雪山の紅葉

大雪山の稜線付近は紅葉真っ盛りだが、麓の木々はまだ青々としており、層雲峡ロープウェイで登っていくと、だんだんと色が変わっていく木々の様子がよく分かる。

層雲峡から見た大雪山の紅葉

石狩川の紅葉

紅葉の石狩川。層雲峡の石狩川沿いは紅葉の名所。この時期大雪山の山頂付近から紅葉が始まり徐々に麓の層雲峡が色づいてくる。紅葉の時期は国道39号線は大渋滞する事がよくあるので注意が必要。

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層雲峡 旅行記「紅葉」

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