宮古市 魚菜市場
宮古市魚菜市場は約37の店が軒を連ねる集合型の市場です。鮮魚店のほかに青果、菓子、食品を取り扱う店舗があり、COOP(生協)の店舗の他直売所やお食事処もあります。この市場の一番の特徴は早朝から営業し、朝宮古港に水揚げされた新鮮な魚介類を入手することができることで、また地理的に暖流域と寒流域両方の魚介類が水揚げされるので種類も豊富です。
なおお奨めの食材はやはり地元で採れた旬のものですが、特に日本近海を周遊し春先に水揚げされる「ときしらず」とよばれるサケは一押しの食材です。また北上山地で採れる山菜類も人気があるのだそうです。
定休日 毎週水曜日
営業時間 午前6時30分〜午後5時30分
アクセス 宮古駅から徒歩10分
駐車場 有り
地図で所在地を確認する→
岩手県宮古市五月町1番1号
公式HP→
http://www.gyosai.jp/
※本ページに記載されている情報については変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
魚菜市場の光景
魚菜市場の光景。ほとんどの店が対面販売で客と顔を合わせながら販売しています。画面に見えるのは毛ガニで、毛ガニは三陸海岸の特産品のひとつで岩手県では主に冬水揚げされています。
こちらには
三陸特産の「ホヤ」と「カレイ」が並んでいます。ホヤが一番甘みを増すのは夏の時期。またカレイやヒラメは三陸で養殖されているワカメや貝類の養殖施設に付着した貝やゴカイ類を食べているので餌が豊富な環境で育ち、非常に肉厚で旨みが凝縮されているのだそうです。
市場で販売されている生ウニ。三陸沿岸では生ウニは牛乳瓶に詰めて売られるのが一般的で旬は夏。また種類はトゲが長いムラサキウニ。
宮古市魚菜市場の光景。魚菜市場といっても海岸部からは少々離れたところにあり、
建物自体も大型の倉庫みたいで地味(2019年に改装されリニューアルオープンしました)。国道からも離れ案内看板も少ないことから初めて訪れる観光客は場所を探すとき苦労するかもしれません。
宮古市魚菜市場の駐車場。駐車場は市場に隣接しており無料で使用できます。車は140台ほど駐車可能ですが土日祝日は満車で入車できない事もあります。