有馬温泉 観光案内 「銀の湯」
銀の湯は
有馬温泉に湧く二種類の温泉の内のひとつ「銀泉」が楽しめる公衆浴場です。温泉街の南西部にある寺町の一角にあり、位置的に
六甲山の登山客などがよく利用されてます。炭酸泉とラジウム泉を利用したお湯は肌がスベスベになると好評で200mほど北にある
金泉と併用することで万病に効果があるといわれています。
入浴料
大人(中学生以上) 550円、小人(小学生) 290円、幼児 120円 ※3才未満は無料
営業時間
午前9時〜午後9時(入館は午後8時30分まで)
休業日
第1、第3火曜日(祝日営業 翌日休)及び年始
公式HP→
http://arimaspa-kingin.jp/cont02/cont02-flm.htm
銀の湯
有馬温泉の銀の湯。奥まった所にあるせいか金の湯に比べると人は少なくゆっくりとくつろげる。休日金の湯がギュウギュウ詰めとなっていてもここ銀の湯はのんびりとくつろげる事が多い。
有馬温泉銀の湯の光景。お湯は無色透明で無味無臭と兄貴分の金泉とは180度異なる泉質で、施設内にはスチーム式ですがサウナも設置されています。
有馬温泉 銀泉の効能と泉質
有馬温泉の銀泉には炭酸泉とラジウム泉の2種類があり、銀の湯では2つの温泉をブレンドして銀泉としています。現地の方の話では有馬温泉に湧く無色透明の湯を総括して銀泉と呼んでいるそうですが、銀線の特徴として顕著なのが炭酸泉に由来するお湯から出てくる気泡です。この炭酸の気泡が柔らかく肌を包み込み保湿効果と美容効果を高めてくれるのです。
銀泉(炭酸泉)
金泉とならんで有馬温泉を代表する源泉のひとつ。この炭酸泉は有馬温泉の名菓「炭酸煎餅」などにも用いられ、有馬温泉の人気を支える代表選手のひとつとなっています。なお余談ですが、昔は銀泉の周辺ではよく小鳥や虫などの小動物が死んでいたことから気泡を発する銀泉は「毒泉」とされ使用されてなかったそうです。科学的調査が行われたのは明治になってからで、この時初めて気泡の正体は炭酸であることが確認され、温泉のほかサイダーとして利用されるようになりました。これが有馬温泉が日本における「サイダー発祥の地」と言われる由縁なのです。
効能
毛細血管の拡張により血流が増加し、高血圧症、末梢動脈閉塞性疾患、機能性動脈循環障害、機能性心疾患等に効果があるとされていますまた飲用すると、胃液の分泌を刺激し食欲が増すとされています。
銀泉(ラジウム泉)
有馬温泉は地中深くにあるプレートの深くから湧き出ている温泉なので放射能を含む源泉も存在し、こちらも銀泉(ラジウム泉)と呼ばれています。各温泉宿では炭酸泉とブレンドしている所が多いのですが、ラジウム泉だけの湯船をもつ温泉もあります。
効能
ガスを吸入することにより、全身の組織を活性化させし、自然治癒力を高める効能があるとされ、脊椎症、関節の退行性症状、慢性多発性関節症、脊椎の退行性疾患、慢性痛風、関節、筋肉リウマチ、末梢性動脈血行障害、更年期障害、気管支性ぜんそく等に効くとされています。