和歌山城の見所・歩き方



地図で場所を確認する  和歌山城は紀ノ川の畔にある虎伏山に建つ徳川御三家の居城です。元々は1585年に紀州を平定した豊臣秀吉が城造りの名人「藤堂高虎」に命じて紀州の守りの要として和歌山城を築城したのが始まりです。その後桑山家、浅野家を経て1619年に徳川頼宣(徳川家康の第10子)が入城し以来徳川御三家の居城として長い歴史を刻んでゆくのです。
 見どころは三層の大天守閣と天守閣からの眺望です。虎伏山という小高い丘の上に建てられているので和歌山市街地はおろか遠く紀伊山系の山々や和歌浦、淡路島まで見渡せます。
 歩き方ですが天守閣までは徒歩で行かなければなりませんので、道中に立てられている案内看板をもとに紅葉渓庭園や和歌山公園動物園、御橋廊下等を巡りながら天守閣を目指してハイキング気分で散策されると良いでしょう。なお人によっては「和歌山城は遠くから眺めるのが一番見事」という方もいますので和歌山市に到着したらまず和歌山城の遠景を眺めてみるのも一興ではないでしょうか。



和歌山城ってどんなところ?



入場料・料金

休業日 無休

営業時間
 9:00〜17:30 (入場は17:00まで)

料金(天守閣)
 大人410円、子供(小中学生)200円  なお城内への入場は無料



観光所要時間

 和歌山城がある和歌山公園の散策に要する時間は1時間ほど。ゆっくりと散策しても1時間30分ほであれば大体の所は巡ることができる。ただし城内には坂道も多く、足腰の弱い方や年配者には少々キツイかもしれませんが、近年は年配者や障害者を支援する忍者姿のサポート隊も登場しています。なお公園内の地図は別途「和歌山城(和歌山公園)の案内地図」を参照。


和歌山城の隠れスポット

 和歌山城の北側にある和歌山市役所。実は市役所の食堂は一般の方も利用できるようになっており、2015年にはバイキングレストランとして改装されました。このレストランがあるのは14階で和歌山城天守閣とほぼ同じ高さ。そして窓際にカウンター席が設けられており、和歌山城のほか和歌浦や名草山なども眺めながら食事ができることからランチタイムには100人ほどの行列ができるほどの人気店。しかし外部には積極的にPRしていないとあって県外の観光客の認知度は低い隠れスポットなのです。特にや紅葉の時期は絶景です。地元の方しか知らない隠れスポット、皆さんも是非一度訪れてみてください。

市役所14階食堂
「十四階農園」営業時間はAM10時〜PM3時でランチタイムは、AM11時30分〜PM1時30分。平日のみ営業しています。


もらって喜ばれる和歌山市のおすすめお土産

 和歌山市の定番お土産といえば「和歌山ラーメン」と「笹葉寿司」。ラーメンは持ち運びに便利なようにパックされて販売されており、笹葉寿司は元来保存がきくなれずしなのでお土産に喜ばれています。ただしいずれも生ものである為、要冷蔵のうえ賞味期限も1日から3日となっているので注意が必要です。この他加太地区の名物「クエ」の蒲鉾や紀州55万石の風土が育んだ漆器や和菓子も人気のお土産となっています。



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