熊野古道へのアクセス 一覧



 熊野古道は紀伊半島を縦横断する古道でその最終目的地は熊野三山となります。一言に熊野古道といっても総延長は1000kmにも及び難易度や雰囲気、光景も千差万別なのですが、一般的な玄関口としては田辺市(田辺駅)、那智勝浦町(那智駅)、新宮市(新宮駅)の3箇所が知られており、車もしくは電車で各玄関口に来た後はバス、や電車といった公共交通機関で自分が目的とする古道へ向かうスタイルが一般的です。なお熊野古道の各コースについては別途「熊野古道コース一覧」を参照。 



  • 熊野古道アクセス 路線図



東京・名古屋方面からのアクセス


 東名阪道から伊勢道〜紀勢自動車道〜熊野尾鷲道路〜国道42号線と経由して和歌山県南部へ。地図上では高速道路を利用せず国道のみの利用でもさほど変わらないよう見えますが、実際国道42号線を走行してみると、カーブや坂道が多く結構な時間を要するので高速道路を利用した方が無難です。

所要時間(名古屋市内〜那智勝浦町) 約3時間30分 


電車

 JR紀勢本線・名古屋から特急ワイドビュー南紀号で終点 紀伊勝浦駅まで約3時間。なお紀伊田辺駅方面へ行く場合は新幹線で新大阪まで行き、新大阪から 特急スーパーくろしお号に乗った方が回り道のようにも見えますが時間的には圧倒的に早いです。


大阪・和歌山駅方面からのアクセス


 大阪からの場合は国道168号線を利用し紀伊半島を縦断して新宮市に出るコースと阪和自動車道を利用し田辺市方面へ出るるコースがあります。なお和歌山駅方面からの場合は阪和自動車道を利用した紀伊半島西側の海岸線を通るコースがメインとなります。


電車

 JRきのくに線新宮行 特急スーパーくろしお号(京都〜新宮)が京都、新大阪、天王寺といった主要駅から和歌山駅、紀伊田辺駅、紀伊勝浦駅を経由し新宮駅まで運行しています。 熊野交通バスで熊野那智大社へむかうこととなります。


バスでのアクセス


高速バス

 名古屋駅及び東京池袋駅から高速バスが熊野市駅まで運行していますが、熊野市駅から先の便がJR、バス共に少ないので少々不便さを感じてします。 



各熊野古道へ

龍神バス
 熊野古道「中辺路」に相当する田辺駅〜熊野本宮大社 区間で運行しています。
 バス路線図→http://www.ryujinbus.com/


熊野御坊南海バス
 新宮駅を中心に熊野三山全てにバスが運行しています。2020年に当該地域で運行していた熊野交通吸収合併し現在の「熊野御坊南海バス」となりました。
 バス路線図→https://kumanogobobus.nankai-nanki.jp/


熊野古道へのアクセスについて


熊野古道がある紀伊半島は交通の便が比較的悪い所で、アクセス自体は車の方が圧倒的に楽なのですが、各熊野古道へは駐車場の関係で宿や駅近くの駐車場からバスかJRで行くことになります。バスやJRは本数が少なくバスに至っては最終が15時前後の路線もあるので公共交通機関の運行時間のチェックは事前に行っておくようにしましょう。


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