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大湯ストーンサークル館 ストーンサークル館の入り口。記念写真の撮影用に縄文人の絵が立てられている。館中には資料館があり、縄文時代の生活を体験することができる。 |
縄文体験 ストーンサークル館で縄文時代の体験をしている観光客。着物や布を当時の手法で染めてオリジナルなものをつくる事ができる。事前の予約で古代米を使用した縄文弁当を食べることができる。 |
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日時計状組石 ストーンサークル館の前の出土文化財管理コーナーにある「日時計状組石」。これは復元したものだが、本物は遺跡の方で見ることができる。私達の祖先は何の目的でこのように石を組み上げたのだろうか? |
出土品 大湯ストーンサークル館に展示されている出土品の数々。その精巧さや数の多さを見ているとこの遺跡はストーンサークルに隠れて表に出てこないが、縄文遺跡としても非常に価値の高いものであることが分かる。 |
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土偶 大湯環状列石で出土した土偶。亀ヶ岡遺跡で出土した有名な遮光式土偶よりも三内丸山遺跡で出土した板状土偶に特徴が似ているような気がします。板状土偶→動画4:30頃を参照。 |
土器 こちらは出土した土器。取っ手や注ぎ口が設けられ底が平たくなっているなどかなり実用的で美的デザインも感じられる。土器に関しては北東北一円の縄文遺跡のなかでは一番完成度の高いように感じた。 |
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ストーンサークルは何故作られたの? ストーンサークルはなぜ作られたのか、長年の謎となっていましたが近年の研究でストーンサークルを構成する配石の地下から高等動物の脂肪酸が検出されたことから人間の墓、つまり共同墓地であったとする説が有力となっています。その一方で解明されていない謎もあり、たとえば大湯環状列石の周辺では竪穴式住居跡が4つしか見つかっていません。あれだけ巨大なストーンサークルを作ったのがたった4世帯の住民達であるとは考えにくく、ストーンサークルは大湯地方で生活する縄文人達の霊場であり儀式の場で、普段は離れた場所でいくつかの集落に別れて生活している縄文人達が、身内が亡くなったり祭りの日などに各集落から集まり精神的な拠り所としていた可能性が高まっています。 |
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