伊勢神宮 ベストシーズン



 伊勢神宮のベストシーズンは?という問いかけがよく聞かれますが、実際よく考えてみると伊勢神宮ほど「この時期がいいよ」と明言するのが難しい所はありません。温暖な気候の伊勢湾沿いにある為、冬場でもさほど寒くはなく、桜や新緑、紅葉も楽しめます。春夏秋冬一年中祭事やまつりも開催され、いつ訪れても神妙な心構えで散策できるのが伊勢神宮なのです。
 なお毎月1日は「朔日参り」の日で内宮、外宮双方の門前は早朝から店を開け多くの参拝客で賑わいます。朔日参りの日は普段とは雰囲気の異なる伊勢の光景を見ることができるので、1日に訪れてみるのも一興です。

伊勢神宮及びその周辺の祭事及びまつり
・春の神楽祭:4月28日〜30日
・神宮奉納花火大会:7月中旬
・神楽祭:秋分の前後3日間
・神嘗祭:10月15日〜25日
・大祓:12月31日
※上記の行事は主なものだけで実際は年間20以上もの行事や祭事が行われています。


伊勢神宮


伊勢神宮 三重県の伊勢神宮。日本人の故郷ともいえる所。年間700万人もの参拝客が訪れるといわれている。なお伊勢神宮は内宮外宮があり、先に外宮を参拝した後、内宮を参拝するのが基本と言われています。
伊勢神宮の境内  伊勢神宮の境内。境内の参道には玉砂利が敷かれ参道両脇にはうっそうと木々が生い茂っている。訪れたのは春先の新緑の季節だったが歩いていると身も心も清らかな感じになる。

伊勢神宮 おすすめの時期・観光ベストシーズン


 伊勢神宮はその季節ならではの特筆するような光景や景色は他の観光名所に比べて少なく、逆に言えば年間を通していつでも観光、参拝が楽しめるということ。そのことをふまえてベストシーズンをあえて申し上げれば年末年始の初詣の時期が一番混雑し賑わう時期。また夏の花火大会の時期や秋の紅葉の時期、そして宇治橋の鳥居のちょうど中央から朝日が昇る冬至の朝等も多くの方が訪れるもおすすめの時期となっています。