風日祈宮
風日祈宮は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の子供である級長津彦命と級長戸辺命を祀っている社。元々は風神社と呼ばれていたのだが、蒙古襲来という未曾有の国難の際に神風を吹かせ2度も国をお救いになったということで風日祈宮と呼ばれるようになりました。
毎年8月4日と5月14日には適度な風が吹き、適当な雨が降るよう祈願する「風日祈祭(かざひのみさい)」が行われており、この風日祈祭は五穀豊穣の神事で
伊勢神宮外宮の「風宮(かぜのみや)」と
内宮の「風日祈宮」を中心に神宮内にある125社全てで行われます。また
門前町であるおかげ横町では様々な風鈴を集めた「風の市」が開催され涼しげな音色を響き渡らせます。
風日祈宮橋

伊勢神宮の内宮の風日祈宮橋。神楽殿の正面に架かっている橋で、風日祈宮橋の先には元寇の時に神風を吹かせて日本を救ったとされる風の神が祀られていた。
風日祈宮

伊勢神宮内宮の一番南側にある風日祈宮。島路川に架かる風日祈宮橋を渡った先の森の中にひっそりとたたずんでいる。