奈良県を旅してみよう
奈良町はもともとは
元興寺の境内地で、筆、墨、酒といった寺町特有の産業が発展し江戸時代を代表する商工業都市となった所です。また行政上の地名ではなく猿沢池の南側、その昔元興寺の大伽藍があった地域を差します。この奈良町の広さは東西約300mほどですが、町中は道が込み入っていて実際徒歩で隅々まで散策してみると結構疲れ時間も要します。観光案内所(・・だと思います)の方の話では奈良町へのアクセスは巡回バスかレンタサイクルが、奈良町の散策にはレンタサイクルや人力車、時代かごが便利と言いっていました。
奈良のレンタサイクル
別途「
奈良のレンタサイクル」を参照
人力車及び時代かご
猿沢池周辺で待機している。色々なプランがあるらしく周遊コースは様々。
奈良町の最寄り駅
奈良町の最寄り駅としては町の北側にある「近鉄奈良駅」、西側にある「JR奈良駅」そして南側にある「JR京終駅」があります。近鉄とJRは奈良市周辺で接続駅が無いので大阪方面からのアクセスは近鉄を京都、奈良県南部方面からのアクセスの場合はJRを利用することとなり、出発する地域によって、おのずと降り立つ最寄り駅が決まってくることとなります。
奈良町の駐車場
132台駐車可能な駐車場が整備されています。また奈良県庁周辺にも駐車場が整備されており、これら駐車場の詳細は別途「
興福寺の駐車場」のページをご参照下さい。
奈良町の町並み
奈良町は上述してあるとおり、
奈良公園の南西部にある江戸時代からの町並みが残る商店街です。老舗や古刹が並んでいたと思えばフレンチやカフェがあったり、はたまた理髪店や雑貨屋、銭湯などもありと観光名所でありながら地域の人々の暮らしにとけ込んでいる町並みとなっています。
御霊神社
御霊神社は奈良時代桓武天皇により無実の罪で幽閉され亡くなった井上内親王と子の他戸親王が祀られている神社です。井上内親王が亡くなった後、都では災害や疫病が流行り親王の祟りと噂されるようになりました。御霊神社はこの祟りを鎮める為に建立されたと云われています。現在は恋が実る縁結びのご利益がある神社として信仰を集めています。
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庚申堂
庚申とは干支の猿のこと。庚申堂の猿は「身代わり猿」と呼ばれ、人々の災難や不幸、病気を代わりに引き受けてくれるといわれお堂の内陣にたくさんぶら下がっています。この庚申堂は奈良町を代表する観光名所のひとつでもあります。
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庚申堂の魔除けの猿は青面金剛の使いの猿をかたどったもの。写真は入り口前に座っている猿ですが、この他屋根にも見ざる、云わざる、聞かざるの三猿がのっています。
まだまだあります奈良県の見所一覧
唐招提寺 法起寺 法輪寺 元興寺 奈良町 十輪院 新薬師寺 平城宮跡 橿原神宮 吉野山 大台ヶ原