黒石市 お山のおもしぇ学校
お山のおもしぇ学校は
黒石市の大河原地区にある廃校を利用した観光施設。校内では教室や体育館、プール等を利用したスペースで昔の生活の様子や蕎麦打ち体験等が楽しめます。
個人的に一番お勧めなのは玄関のすぐ隣にある職員室を改装した喫茶職員室という教室で食べることがでる手打ち蕎麦。他にもアトリエや各種イベントも開催され、全国に増えている廃校再利用の先駆け的存在となっているのだそうです。
アクセス
場所は黒石市の
中野地区と
八甲田を結ぶ国道394号線から集落に少し入った所にあり、すぐ近くには学問の社
浄仙寺があります。目印は国道沿いに立てられた「お蕎麦あります」の登り旗。
入校料 大人100円、子供50円
開校時間 10:00〜16:00
休校日 土日のみ営業 ※11月〜4月は当該地区での営業は休み。
駐車場 あり
公式HP→
http://matagi.omoshie.com/
地図で場所を確認する→
青森県黒石市大川原字門尻47−1
※本ページに記載されている情報については変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
学校
お山のおもしぇ学校。黒石市の国道394号線を走行していると「お蕎麦あります」の登り旗が目に付いたので案内に従い車を進めていくと辿り着きました。以前テレビで放送されていた所だったので立ち寄ってみた。
山草園
学校のもとプールだった所にビニールハウスを建て、近くの温泉を利用して温室にしている。入り口にはカウンターがあって小さな喫茶店のようになっていました。
体育館
おもしぇ学校のもと体育館だったところ。面積は狭くバスケットゴールがあったが、体育館自体通常のバスケットコート分の広さもないような気がした。なお現在は昔の生活道具などが展示されています。
名物のお蕎麦
お山のおもしぇ学校がある大河原地区は昔からそば栽培が行われていた事もあり、おもしぇ学校でも手打ちそばを「職員室」で提供してくれます。おもしぇ学校を運営している「ツガルサイコー」の社長は元々お蕎麦が好きで20年ほど前からソバの勉強を始めた強者。その社長が手がけたお蕎麦の味は多くの人を魅了し今では黒石市大河原地区の新たな名物となっているのです。
なお同校では毎年10月から「新ソバ祭り」を開催しており(蕎麦粉は秋田県産、岩手県産、青森県産と北東北のものを使用)、メニューはざる蕎麦、かけ蕎麦のほかマイタケの天ぷらのみ。まさに蕎麦の腕前だけで勝負している渾身の一品となっています(普段時天ぷらのメニューはフキノトウなど山で採れた旬の食材となっています)。
お蕎麦
喫茶職員室で提供されたお蕎麦。香りとのどごしが凝縮された蕎麦で黒石市中心部からは結構距離があるのだが、昼になると多くの人が訪れる。とにかくこの学校に来たらまずお蕎麦を食べる。これが基本です。
職員喫茶室
喫茶職員室の光景。もと職員室といっても山間部の学校だった為、部屋は普通の教室の半分くらいの大きさ。喫茶内にはテーブル2つと窓際にカウンター席が設けられており、大体10〜15人程度が食事をすることが可能。