青荷温泉
夜になるとランプの明かりだけでテレビもないうっそうとした森の中にたたずむ青荷温泉はまさに秘湯という言葉がぴったりの温泉で、温泉名物のランプからランプの宿ともよばれています。温泉の規模は比較的大きく、内湯・露天あわせて4箇所の温泉(入浴エリア)に計11のお風呂が設けられており日帰り入浴も可能となっています。またほとんど知られていませんがが紅葉が美しいところでもあります。
営業時間(日帰り入浴) 10:00〜15:00(4月〜11月)
休館日 無休
日帰り入浴 540円
地図で場所を確認する→
青森県黒石市大字沖浦字青荷沢滝ノ上1の7
公式HP→
https://www.aoninet.com/pc-index.html
※本ページに記載されている情報については変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
アクセス
シャトルバスで
青荷温泉からは送迎用のシャトルバスが1日3往復(冬は本数が増えます)しています。このシャトルバスは麓にある道の駅「虹の湖」〜青荷温泉間を運行しており、虹の湖までは路線バス(弘南バス)で行くこととなります。
新幹線→
新青森駅→
JR奥羽線→
弘前駅→
弘南電車→
黒石駅→
弘南バス→
虹の駅→
シャトルバス→
青荷温泉
車で
青荷温泉は南八甲田の麓に位置し、車でのアクセスの場合国道102号線から林道(一部未舗装)を通り行くことになります。林道自体はシャトルバスも運行しておりスピードの出し過ぎに注意すればさほど危ない道ではないのですが、国道から曲がる場所が分かりにくく(ややこしいうえに紛らわしい看板もある)、通り過ぎてしまったり曲がる箇所を間違えたりすることもあるので注意が必要です。
青荷温泉の混浴風呂について
1929年に開業した昔ながらの温泉宿である青荷温泉。昔からの名残で混浴風呂も残されています。混浴は露天風呂のエリアに設けられており、5つあるお風呂のうち2つが混浴となっています。混浴と聞くと女性の方は少々戸惑ってしまうかもしれませんが、現在は女性専用の時間帯(11:00〜12:00&
17:00〜18:00)も設けられてはいますので気になる方はその時間帯に温泉を楽しめばよいでしょう。
青荷温泉
青荷温泉の光景。4つあるお風呂の照明は全てがランプ。また館内にもたくさんのランプがぶら下げられておりまさに「ランプの宿」にふさわしい光景が広がっています。青荷温泉を含めた津軽地方の露天風呂は冬にはいるのがおすすめといわれており、辺り一面の雪景色を眺めながら楽しむ温泉は雪国ならではの楽しみ方です。
紅葉
黒石市の山間部にある青荷温泉。紅葉がキレイだということで日帰り入浴も兼ねて訪れてみるのもおすすめです。なおこの渓流より上流側は外部からは近づくことができません。
青荷温泉へは駐車場から急な坂道を徒歩で下って来なければならなく、距離は短いのですが勾配は結構きついです。写真の光景は駐車場から下ってくる坂道の途中から見たもの。
青荷温泉の敷地内には短いながらも散策路が設けられており、温泉と共に新緑や紅葉を楽しむ事ができる。なお青荷温泉の紅葉は旅行雑誌等ではほとんど紹介されていません、なかなか見事な光景となっています。
青荷温泉に向かう山道の途中で見た光景。回りを山に囲まれまさに秘湯という言葉がぴったり。なお道中の山道は一部砂利道であるほか、青荷温泉への観光送迎バスも通るので走行には十分注意して下さい。
電波が届かないって本当?
青荷温泉には携帯(スマホ)の電波はおろか電気も届いてません。電気がない。だからランプの宿なんですね(必要最低限の電気は自家発電で確保しています)。
このような状況ですから携帯の電波なんで届いているわけないですよね。青荷温泉は現代の社会空間から離れ、非日常的な雰囲気を味わえるのが人気のひとつでもある温泉です。皆さんも青荷温泉に宿泊される場合はスマホのアプリなどはきっぱりと諦め静かに更けてゆく津軽の夜を楽しんでください。