比叡山延暦寺 東塔の根本中堂



 比叡山東塔の根本中堂は比叡山延暦寺の中心で総本堂ともいえるお堂です。堂内には伝教大師ご自作とされる本尊薬師如来像が安置され、その前には開創以来1200年間消えることなく灯り続けている「不滅の法灯」が灯されています。

本尊 薬師如来
 薬師如来は西方極楽浄土の阿弥陀如来に対して東方浄瑠璃界の教主。
 その名の通り医薬を司る仏で、医王という別名もあり、瑠璃光をもって衆生の病気を治し、安楽を与える仏とされています。一般的には左手に薬壺を持ち、右手は施無畏印の像が多く、医薬の仏として、昔から広く信仰されている仏様。


不滅の法灯
 宗祖伝教大師最澄が点して以来消えたことがない天台宗の象徴的な灯で、中尊寺や山形県の山寺(立石寺)にも移されている。織田信長の比叡山焼き討ちにあい一度途切れたが、比叡山を復興する際に立石寺から火を分けてもらっている。


根本中堂


比叡山 根本中堂 比叡山東塔の根本中堂。中堂とはその寺の中心となる仏堂で東塔にある中堂は比叡山延暦寺の総本堂。現在の建物は1642年に竣工したもので、本尊の薬師如来と、千二百年間灯り続けている「不滅の法灯」が安置されている。


比叡山 根本中堂  比叡山の根本中堂を横から見た光景。東塔の根本中堂は建物の全面に張り出している回廊が特徴。戦火や災害に何度も遭遇したが、現在の建物は徳川家光によって再建されたもの。


根本中堂の全景


比叡山 根本中堂の全景 比叡山東塔の根本中堂を文殊楼付近から眺めた光景。根本中堂は国宝に指定されており、この文殊楼付近からの光景や雑誌やHPなどでもよく使用されているので見覚えのある方も多いかもしれない。