おびんずる様(なで仏)



 おびんずる様とは仏教の開祖であるお釈迦様の弟子であったビンドラ・バラダージャのことで、十六羅漢の一人です。日本ではおびんずる様を撫でると除病のご利益があるとされ、日本各地のお堂で多くの人に撫でられピカピカになったおびんずる様を見ることができます。
 立石寺でもおびんずる様は参道中腹の中性院に安置されており、ボケ封じのご利益があるほか像を撫でると病気を治し病気にかからないとされ、多くの参拝客に撫でられてきた結果、特に頭の部分はピカピカに輝いています。この愛嬌のあるおびんずる様のお姿は参拝客にも人気があり、おびんずる様が安置されている中性院は立ち止まり頭を撫でる参拝客の姿が絶えることがありません。



おびんずる様
山寺中性院のおびんずる様 山寺・立石寺の中性院にある「おびんずる様」。像をなでると病気が治り、病気にかからないとされているぼけ封じの仏様。多くの観光客になでられ「おびんずる様」はいつもピカピカに輝いています。



性相院

山寺・立石寺 性相院 立石寺の性相院。おびんずる様がある中性院のすぐ隣にあり、この地方を治めていた最上氏出身である伊達政宗公の御生母の位牌を安置して供養しています。この先寺社や休憩所がいくつか出てきますが、そこで働く人達は毎日山寺の石段を登ってきているのだそうです。



駐車場