奥の院と大仏殿
奥の院とは寺院の秘仏や開祖が安置されている場所で、もっとも神聖で重要な場所とされている所です。
立石寺の奥の院は登山道を登っていった一番奥にあり、慈覚大師が唐や国内を巡行されたときに肌身離さず持ち歩いていたとされ現在では秘仏となっている釈迦牟尼仏と多宝如来の両尊が本尊として安置されています。
下の写真は立石寺の奥の院と大仏殿の光景で、正面右側が奥の院、左側が大仏殿となっています。
大灯籠
奥の院前にある巨大な灯籠。奥の院に続く階段の脇にあり、材質は青銅ですが一般的に金灯籠と呼ばれています。この灯籠は金華山、金比羅山の灯籠と共に日本三大灯籠と呼ばれています(注:諸説あります)。
重文三重小塔
山寺・立石寺の重文三重小塔。奥の院から脇にそれた参道沿いにあり、くりぬかれた岩の中に朱塗りの三重の塔が置かれています。。大きさは人の背丈ほどで意外と小さいですが、国の重要文化財に指定されています。
重文三重小塔内部の光景。分かりにくいですが、お堂の中に三重塔が建てられています。
ポスト
山寺・立石寺の奥の院付近にあるポスト。立石寺発の葉書を送ることができる。毎日郵便の人が山寺の石段を登って葉書を取りにくることを思うとご苦労様ですと言いたくなります。